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メールマガジン 2005年バックナンバー

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      『 毎日2分でサクサク読む医療・健康ニュース 』 vol.73
            
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平成17年11月4日発行

■ニュースヘッドライン 

▽開業医,6月の黒字228万円,国公立病院は233万の赤字(読売新聞)
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20051103ik02.htm

▽E型肝炎,輸血による感染 - 国内4人目(読売新聞)
  http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20051102ik01.htm

▽献血後の健康被害,救済制度を統一へ - 厚労省(朝日新聞)
  http://www.asahi.com/health/news/TKY200511020343.html

▽医療ミスなどで処分の医師全てを再教育の対象へ - 厚労省検討会(日経新聞)
  http://health.nikkei.co.jp/news/top/index.cfm?i=2005110209168h1

 

■特集

▽マラリア原虫を運んでマラリアを媒介する蚊がマラリアにならない理由

 ~マラリア原虫を運んでマラリアを媒介する蚊はマラリアになりません。

 Johns Hopkins UniversityのMarcelo Jacobs-Lorena等による研究の
  結果,感染前には発現していない遺伝子・SPRN6のスイッチが入るこ
  とで蚊はマラリアにならないと示唆されました。

 研究成果はPNAS誌に発表される予定です。

 Anopheles stephensiという蚊で,SPRN6遺伝子発現を抑制したままに
  しておくと,この蚊の体内でマラリア原虫の数が3倍に増えました。また,
  Anopheles gambiaeという蚊のSPRN6遺伝子をノックアウトすると,体内
  のマラリア原虫が取除かれにくくなりました。

 したがって,SPRN6を活性させると蚊のマラリア原虫駆除能力が高まる
  と考えられます。BBCによると,研究者等はSPRN6の発現を増強させる
  薬剤を開発したいと考えているようです。(提供:BioToday社)

 (記事)
  http://www.biotoday.com/view.php?n=9930

 

■注目のテレビ番組

▽今日 11月4日(金) NHK総合 19:30~19:58  
     「特報首都圏
        ~介護保険見直し・変わる施設・利用料~ 」

▽明日 11月5日(土) NHK総合 21:00~22:15 
     「NHKスペシャル
~脳科学の驚異的な進歩/考えただけで動く人工の腕/不死身の兵士 」

     ~サイボーグ技術の最前線。感電事故で両腕を失った男性は
      考えただけで動く人工の腕を使っている。視力を失った男性は
      ビデオカメラの映像を脳に送りこみ視覚を得ている。
      サイボーグ技術がもたらす影響,過去に人類が体験したことのない感覚とは?

 

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■編集後記-----------------------------------------------------

「ネット選挙運動解禁へ・来年の法改正に向け月内に自民案」

今日の日経記事。ホームページやブログ,メールなどによる選挙運動
が解禁の対象になる見通しだ。

アメリカではすでに行われており,熾烈な戦い・・・というよりは
姑息な争いが演じられている。

米,ブッシュ大統領を非難する行為がまさにその一例と言える。
Google www.google.co.jp (グーグル:検索エンジン)で
「miserable failure」(惨めな失敗)と検索すると,ホワイトハウス
のブッシュ大統領の伝記(経歴)ページ
http://www.whitehouse.gov/president/gwbbio.html が表示される。

これはブッシュ大統領の反対派(かなりの数)が自分のHPなどで
「miserable failure」のリンク先をホワイトハウスに
したことで検索エンジン(ロボット)がブッシュ大統領と「miserable failure」
を関連づけてしまったためだという。

匿名性が高いネットの解禁。
日本ではどういった方向に進むのでしょうか。

 

■今日の一言 by 英司

先週,ダーウィンの進化論では納得いかないところをどうするか,
ということで,環境圧とRNAiをだした。

RNAiについてはいずれ機会があれば書くとして,環境圧について。

環境圧とは,環境から受ける影響=圧力で,今回の場合では,
その環境内で,一般的なものより競走上有利な形質を持った個体
が生まれると,一般的なものは次第に敗れて淘汰されていくこと
をさしておく。

つまり環境から受ける圧力に対して有利な物が生き残る。
自然選択説である。

これ自身はダーウィン進化論の一部となりえる。

しかし結局,”その形質はどのように獲得されるのか?”にもどり,
突然変異説からは逃れられない。

突然変異以外の獲得形質なら,メンデルの法則から考えて限界がある。
実が大きい品種を掛け合わせ続けてもいずれ限界があるのである。

*ごく簡単な例で,(発現形質が2パターン,小さい形質を優勢として)
  ある品種のA染色体に実が大きい遺伝情報があり,小さい物の染色体a
  は実が小さい情報を持つとき,遺伝形AaとAaから第一子AAが生まれた
  なら,それ以降AA同士を掛け合わせてもAA以上は無い。

自然選択は結果であり変異は遺伝子の変異によるなら,
ここに教科書的な突然変異と自然選択の並立がなりたつ。

突然変異の場合,形は無限である。
実例として,北イタリアのある町で血管内にコレステロールが
たまりにくい人達が約40人ほどいる。これは一箇所の突然変異に
よって生まれた特別な遺伝子のせいだ。この人達は肉食主体の
生活でも健康上問題がおきにくく長命である。

この人達が競争に勝つ(=異性に人気,死亡しづらい..等)なら
これは進化の瞬間かもしれない。

(突然変異以外で進化をさぐるのはまたの機会があれば。)

※編集部「よろず」ノートは弊社の社員が日によって代わる代わる
書かせていただいております。
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