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メールマガジン 2006年バックナンバー

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   『 毎日2分でサクサク読む医療・健康ニュース 』 vol.343

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                      平成18年12月18日発行

■ニュースヘッドライン

▽ノロウィルス止まらず,とうとう過去最高値を記録 (朝日新聞)
http://www.asahi.com/health/news/OSK200612150102.html

▽脳死臓器移植,年間提供数が今年初めて2ケタに (毎日新聞)
http://tinyurl.com/yb7egj

▽労働時間規制緩和,20-40代の会社員73%が「全く知らず」 (産経新聞)
http://tinyurl.com/yj6yds

▽遺伝子操作で鎮痛剤の副作用が出なくなる? (健康トレンディ)
http://www.kenko-trendy.com/nakazawa/002127.html

 

■特集

 記事 「最新の救急救命講習の普及を望む」

written by T.M

10年程前に消防署で受けた救急救命の講習を,
今回は会社に消防署の方に来て頂いて実施した。

AED(除細動器)の公共施設への普及に伴い,
使用法を体験しておくことが必須の時代に入ったと
思ったからである。

しかし,今回の講習で器具の進歩ばかりでなく,救命
方法の考え方の変化に驚かされる結果となった。

一般に救急車の出動から現場到着までの平均時間
は6分といわれる。この間は専門的な救命処置は期
待できない。しかし,心肺停止から3分から5分が,
脳に後遺症を残すか否か,また文字通り生死の
分かれ目だそうだ。

となると,現場に居合わせた人の初期救命活動の
重大さは計り知れない。

しかし,一般には頭に損傷を受けている場合,
動かさない方がよいという考えが浸透していて,
積極的に体に触れて心臓マッサージを施すということを
躊躇する人が圧倒的だ。
まして現場で誰かが「動かすな」と叫べば尚更だ。

だが意識がなく,呼吸停止のけが人がいれば,要は
誰かが人工呼吸と心臓マッサージを施さなくては,
そのけが人の生存の可能性は刻々と減ってゆくという
ことだ。
頭を動かさない方がよいという以前の問題がそこにある。

2回の人工呼吸と30回の心臓マッサージを繰り返すの
が最新の手順だそうだが,救命法も現場の市民が参加
しやすいように,実践的に変わっている。

(1)大出血があれば,ポリ袋でタオルをつかみ,傷口に
  当てて圧迫して止血する。

(2)感染の不安のある口づけの人工呼吸はするにこした
  ことはないが,しないでも止むを得ない。顎を上げて気
  道は確保する。

(3)両乳首の中間を両手で体重をかけて押す心臓マッサ
  ージを1分間に100回のペースで,救急隊員の到着
  まで継続する。血液が巡れば,血中の酸素で時間は
  稼げる。

(4)その間にAEDがあれば,電源をいれて器械のアナウンス
  通り操作する。AEDは2分ごとに自動的に心電図を解
  析し,必要に応じて電気ショックを実行する。AEDは心
  臓を痙攣状態から回復させる特効薬である。

専門家からみれば意見もあるだろうが,市民がその責任
を果たすのに必要なのはこのような実践的な知恵である。

心臓マッサージの実施により起こるかもしれないマイナス面
より,行わないことによるマイナスのほうがはるかに大きい
と聞いて,改めて危機に対応するのに難しい知識よりは,
極々基本的な考え方を市民が広く共有することの大切
さを痛感した。

 

 

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■注目のテレビ番組

▽今日 12月18日(月) 19:30~20:45 NHK総合


NHKスペシャル  
「認知症・その時,あなたは(2)
介護の悲劇を防ぐために」
      
      ・認知症介護現場の厳しい現状を取材,
       孤立し,介護ストレスに苦しむ家族が,
       虐待や心中などを起こす例も多い。
       そのような中,市全体で認知症を支える
       地域づくりに動き始める自治体も現れる
       など,孤立する家族を支援し,認知症と
       ともに生きる方法を探る。
      

▽明日 12月19日(火) 19:00~21:48 テレビ朝日

最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学
       「最強の名医が診断!
        家でデキる人間ドック早期発見スペシャル」  
      
      ・日本を代表する名医が家庭ですぐできる簡単な
       検査を実施し,恐ろしい病を早期に発見する。
       呼吸器内科ではヘビースモーカーの夫と30年
       過ごし,重い肺の病になった主婦の症例などを
       紹介。

      

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■編集部「よろず」ノート written by T.M

「アメージング・グレース」物語
ゴスペルに秘められた元奴隷商人の自伝(彩流社)

読み終わって,この本との出会いに何か大いなるもの
(私はキリスト教徒ではないので,敢えて神とはいわない)に
感謝する気持ちになった。
こういう感慨を抱く本はめったにない。

 本書はジョン・ニュートンが知り合いの牧師の依頼で,
14通の手紙にしたためた自分の心の軌跡の物語と,
イギリスで1807年奴隷貿易廃止の法律が成立するのに,
与って力があったジョン・ニュートンの体験に基づいた論文
「アフリカ奴隷貿易についての考察」からなる。

 現代の私達の日常には,奴隷貿易という言葉ほど
一見縁遠い言葉はないように見える。
しかし当時のイギリスでは,これが収益性の高い上流社会の
ビジネスとして認知されていた事実は重い。

私は自分の中に潜む,差別や残忍性にいとも簡単に,
時として嬉々と加担する本性が公然と顔を出すことのないよう,
また他人のそのような性向に対し無関心という形で加担
することのないよう看視を怠らないようにしなくてはならないと
改めて感じた。

 ジョン・ニュートンも繰り返し神の恩寵で命を救われながら,
忘恩の無関心に落ちていった。
この本が一人でも多くの人に読まれ,私達の中に住む
奴隷商人を自覚する機縁になることを祈るばかりである。

※この本の紹介はこちら
         ↓
http://www.hanmoto.com/bd/ISBN4-7791-1211-7.html

※編集部「よろず」ノートは弊社の社員が日によって代わる代わる
書かせていただいております。
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