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メールマガジン 2009年バックナンバー

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   『 毎日2分でサクサク読む医療・健康ニュース 』 vol.855

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                      平成21年2月27日発行

■ニュースヘッドライン

▽患者数十人の延命治療中止,救急医学会アンケート結果(朝日新聞)
http://www.asahi.com/health/news/TKY200902260292.html

▽日本脳炎新型ワクチン,幼児に限り接種定期化必要と判断(朝日新聞)
http://www.asahi.com/health/news/TKY200902260313.html

▽マウスの膵臓に特定遺伝子導入,インスリン分泌細胞増殖成功(読売新聞)
http://mainichi.jp/select/science/news/20090227k0000m040147000c.html

▽炭水化物や脂肪OK,減量は摂取カロリー次第,米研究結果(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090226-OYT8T00569.htm

 

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■特集

「風邪ワクチン,開発なるか」

記事 written by 英司

風邪の原因ウィルスは変異が早く,有効なワクチンの
開発は不可能とも言われてきた。
この不可能を可能とするかもしれない報告がScience
のオンライン版に掲載された。
この研究では,ヒトの風邪ウィルスとして知られる
ライノウィルスを1万人から採取,作成した標本から
ライノウィルス99種類の血清型の遺伝子が解読された。
この中で,1970年代と2005年に採取された標本を
比較したところ多数の突然変異も確認された。

この遺伝情報を元に,ライノウィルスに共通する
弱点を見つけることができれば,風邪に有効な
ワクチンが開発できるかもしれない。

 

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▼ちょっとツボを押さえよう 「プライマリケア」

  外来で一番目にする感染症が「風邪」。
   岩田式気道感染の分類法で,抗菌薬を
   出す出さないでもう迷うことはありません。

  又,尿路感染は,男女で全くマネジメントが
   異なり,そこを重点的に解説。

  下痢は多種多様の原因は突き詰めず,
   診断の決め手となる病歴の取り方から
   ケアの仕方まで詳しく解説。

  外来での感染症診察・治療のコツがつかめる一本です。

  Dr.岩田の感染症アップグレード(第3巻)-外来シリーズ
   http://www.3bs.jp/soft/primal/w65081.htm

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■注目のテレビ番組

▽今日 2月27日(金) 19:00~19:45 NHK教育

  サイエンスZERO
   「ZEROスペシャル シリーズ ヒトの謎に迫る」(5)

     ・ヒトの特徴である言葉には,身振りから
      生まれた「身振り起源説」と歌から生まれた
      「歌起源説」とがあり,双方の研究を紹介
      する他,現代のネット世界から言葉のもつ
      「親和性」と「排他性」の二面性に迫る。
            
              

▽明日 2月28日(土) 20:00~22:00 NHK教育

  ETVワイド

     ・がん対策基本法成立から3年。だが実際は
      病院に治療を打ち切られ地域のかかりつけ医も
      見つからず途方に暮れるがん患者が続発。
      長崎や島根など先進的地域の取り組みも
      紹介しながらあるべきがん医療の姿考える。
     
   
  
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■編集部「よろず」ノート written by 英司

さて,やっとでRNAiの本題に。
アンチセンスRNAは一本鎖で,対応するRNAに結びつかせる
ことが目的だった。
しかし,RNAiは二本鎖RNAを使用する。ここが大きく違う。
通常RNAは一本鎖なので,分子構造も特徴的といえる。

二本鎖RNA
┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬
┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴
が細胞に取り込まれると,酵素の働きにより短く
分断される。
  ┬┬┬
┴┴┴ 
少し上下がずれているのが分子上は大事。これをsiRNA
と呼ぶ。このsiRNAの片方の鎖のみが特定のタンパク質
と結びつきRISC複合体を形成する。
ここからやっとで活動開始。

RISC複合体は結合している一本鎖のsiRNAの配列を元に
mRNAに結びつく。
┬┬┬RISC
┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴ (mRNA)

そして結びつかれたmRNAは分解されてしまい,
機能しなくなる。RISC複合体はその後も活動を続け,
複数のmRNAの分解に働く。

大事なことは,
RNAiにより得られるmRNAの抑制効果はアンチセンス鎖
の導入より桁違いに効果が高いこと。(ほんとに桁が
違っていた。)
目的とするmRNAが分かっていれば,導入する二本鎖RNA
の配列も決定するので,目的とする反応を得やすい。
こと。

DNAから由来するタンパク質の合成を,途中経路で
制御する方法が確立されたわけで(*まだ技術革新は
進行中),当時センセーショナルなニュースだった。

そして,やっとで最初の話に戻る。
主に橋渡しの役しかなく,地味な扱いだったRNAは,
タンパク質の産制を制御する,分子生物学の花形と
躍進したわけだ。

※編集部「よろず」ノートは弊社の社員が日によって代わる代わる
書かせていただいております。
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