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メールマガジン 2009年バックナンバー

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   『 毎日2分でサクサク読む医療・健康ニュース 』 vol.901

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                      平成21年5月19日発行

■ニュースヘッドライン

▽新型インフル,遺伝子検査対象を各地で拡大へ(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090519-OYT8T00242.htm

▽感染者増でベッド満床,軽症者は自宅療養,大阪,神戸(朝日新聞)
http://www.asahi.com/health/news/OSK200905180073.html

▽医師への感染懸念で神戸市での麻酔科学会中止へ(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/science/news/20090519k0000m040118000c.html

▽泌尿器科へ女性医師求む,排尿障害に悩む中高年の女性増(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/life/body/090519/bdy0905190811010-n1.htm

 

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 <お知らせ !!>
 
  骨ナビ 2.0 ~CGで見る骨の辞書~「学生版」は,
  2009年5月末までの販売となります。

 骨ナビの内容についてはこちらをご覧下さい。
  http://www.3bs.jp/pcsoft/w39605.htm

 <お知らせ その2>

 昨日発行のメルマガ号数がvol.890となっておりましたが
  vol.900の間違いでした。重ねてお詫び申し上げます。
 
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■特集

「不妊治療時の受精卵取り扱い,二重チェックしていない施設も」

記事 written by 微

先般不妊治療で受精卵を取り違えるという問題があったが,
厚労省の調べで受精卵の取り扱いで複数回のチェックをし
ていない施設が全国で88箇所あることが分かった。これは
全国564施設への調査により明らかとなった。

また今年2月からの3ヶ月で医療事故もしくは事故につながる
可能性のある問題が93件あったことも分かった。この内容は
書類の患者名が違っていた,受精卵の培養器の電源が切れて
いたなどであった。取り違えはなかったという。

厚労省は体外受精と顕微授精に対して助成を受けられる施設の
指針を出しているが,医療安全対策に関する項目はなかった。
このため,安全管理マニュアルの策定,職員に対する安全管理
研修の実施,安全管理委員会の開催などを義務づけるといった
内容の項目を今月15日に追加した。

 

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▼ちょっと一息・・・今日の商品

  受精卵の発育を次の12段階であらわした模型です。

  ・受精直後の卵子
   ・2細胞期
   ・4細胞期
   ・7細胞期
   ・桑実期
   ・栄養膜と胎結節を持つ胞胚
   ・胚突起期形成早期胞胚
   ・着床初期の胞胚
   ・約12日目
   ・約20日目
   ・約28日目
   ・約2ヶ月目

  受精後の卵子発育12段階モデルⅠ型
   http://www.3bs.jp/model/preg/vg390.htm
    
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■注目のテレビ番組

▽今日 5月19日(火) 23:00~23:30 NHK総合

  爆笑問題のニッポンの教養
   「ヒトはなぜヒトを殺すのか?
    ~進化生物学・長谷川眞理子
   
     ・世界中の殺人全体の傾向を分析すると
      ヒトが最も殺人を犯しやすい生物学的な
      条件を満たしているが,日本の殺人は
      進化論的に見て極めて特殊であると
      進化生物学者の長谷川は語る。
      それは一体何なのか?
     
            
              
▽明日 5月20日(水) 20:00~20:30 NHK教育

  福祉ネットワーク
   
     ・山口県周防大島,住民の半数が65歳
      以上であり,老老介護の問題も深刻な中,
      病気治療だけでなく高齢者の悩みまで
      受け止めようとしている診療所と地域
医療の姿を伝える。

 

■はじめての方へ------------------------------------------------

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弊社が発行するもう一つのメールマガジン

▼「月刊 3Bサイエンティフィック」

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■編集部「よろず」ノート 勝手に物理講座

   -熱力学- 8回目  written by 微

前回までは熱力学の基本法則を紹介してきました。熱力学とし
てはこれらの法則を元に,熱力学関数と呼ばれる関係式を用い,
系の安定性や相転移の様子などを論じていきます。

ここではそうした熱力学の応用から,相転移について書いてい
きます。相転移とはマクロに見てある均一な系(1つの相とい
います)が外からの作用(圧力,温度など)によって別の状態
(相)になることを言います。例えば固体から液体への変化な
どです。

ではどのような相を取り上げるかというと,強磁性体の相転移
を見ていきます。強磁性体とは磁石になるものです。これは以
前にも取り上げたミクロな磁石,スピンを持っています。スピ
ンがきれいに並ぶことで,永久磁石となります。これがきれい
に並ぶほうがエネルギーは低くなりますが,エントロピーも小
さくなります。エントロピーは大きくなりたい,しかしエネル
ギーは低くしたいというジレンマで,ある適当な塩梅でスピン
はほどほどに揃ってほどほどにばらばらという状態になります。

さて強磁性体の相転移とは,永久磁石になれる性質の強磁性体
が,ある温度を境として,永久磁石になれない状態(常磁性と
いいます)になってしまう相転移です。

これはヘルムホルツの自由エネルギーFが
F=U-TS
という形で表され,これを最小にするような状態が実現する為
です。Uは内部エネルギーと呼ばれる物質が内部に持っている
エネルギーですが,ここではスピンが持っているエネルギーと
いうことになります。Tは(絶対)温度,Sはエントロピーで
す。

このFを小さくする為にはUを小さくするか,TSを大きくす
るかのいずれかです。しかし上でも書いたようにUを小さくす
るとSが小さくなり,Sを大きくするとUも大きくなります。

ここで温度Tが影響してきます。Tが小さいときはSを大きく
するよりも,Uを小さくしたほうが(Sが小さくても)自由エ
ネルギーFは小さくなります(強磁性)。しかしTが大きくな
るとSを大きくしたほうが(Uが大きくても)トータルではF
が小さくなります(常磁性)。

このどちらになるか切り替わる温度で,相転移が起こります。

ここでは大雑把な論議しかしていませんが,きちんと議論して
いくと,強磁性体の相転移をもっと精密に式の形まで求めるこ
とができます。

今回はちょっと数学を使ってしまいましたが,次回は熱力学の
最後として,ミクロな視点を持つ統計力学との関係を書きたい
と思います。

※編集部「よろず」ノートは弊社の社員が日によって代わる代わる
書かせていただいております。
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