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メールマガジン 2009年バックナンバー

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   『 毎日2分でサクサク読む医療・健康ニュース 』 vol.906

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                      平成21年5月26日発行

■ニュースヘッドライン

▽抜け毛の原因にかかわる遺伝子をマウスで発見(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/science/news/20090526k0000m040174000c.html

▽08年度赤ちゃんポスト受け入れ25人,3人親元へ帰る(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/science/news/20090526k0000m040141000c.html

▽新型インフル,修学旅行キャンセル料を政府が財政支援(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090525-OYT8T00638.htm

▽漢方外来での特殊な看護の実態と問題点(週刊医学界新聞)
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02831_05

 

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 <お知らせ !!>
 
  骨ナビ 2.0 ~CGで見る骨の辞書~「学生版」は,
  2009年5月末までの販売となります。

 骨ナビの内容についてはこちらをご覧下さい。
  http://www.3bs.jp/pcsoft/w39605.htm

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■特集

「未婚での出産率が先進国で急増中」

記事 written by 岩子

ここ5,6年で,米国をはじめとする様々な先進国で,
未婚で出産する女性が急増している。

米国疾病管理予防センターの調査結果より,
現在米国では,未婚女性による出産が40%を占め,
特に20代前半の女性に多く,18歳未満及び
35歳以上では最も少ないことが判明した。

未婚での出産が社会的に不名誉だという概念が
薄れてきたことも増加の一因と考えられるが,
未婚女性の分娩は出生児の低体重や,早産,
乳児死亡のリスクが高いことや,子どもの
福祉面の問題など,憂慮すべき問題が多い,と
このレポートの著者Ventura氏は語っている。

ちなみに未婚出産の比率が高い国(50%以上)は,
アイスランドが66%,スウェーデンが55%,
ノルウェーが54%,フランスが50%という結果であった。
日本は2%であった。

 

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▼ちょっと一息・・・今日の商品

  ディスクの衝突で,原子や分子の運動に関する
   事象を再現します。
   この実験セットは単純明快な構造で,前準備も
   短くて済みます。透明な材質でできているので,
   すべての実験をOHPで投影できます。

  平面滑走台(エアテーブル)
   http://www.3bs.jp/physics/atom/u15420.htm
    
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■注目のテレビ番組

▽今日 5月26日(火) 20:00~20:54 テレビ朝日

  最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学
   
     ・今急増中のの新型頭痛とは?
      危険な風呂の入り方で最悪の事態に
      陥った主婦の例や,片頭痛を予防する
      食べ物,頭痛のタイプが分かる12問診,
      頭痛を軽減する簡単体操などを紹介。
     
            
              
▽明日 5月27日(水) 20:00~20:45 NHK総合

  ためしてガッテン「熟睡4鉄則!睡眠力がよみがえる」
   
     ・成人の5人に1人が悩む睡眠。高齢者は
      3人に1人が眠りが浅い,睡眠時間が短い
      など悩みをかかえる。そこで少しの運動や
      入浴のコツなど工夫次第で効果があがる
      熟睡の鉄則を番組で紹介。
     

■はじめての方へ------------------------------------------------

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■編集部「よろず」ノート 勝手に物理講座

   -熱力学- 9回目前編  written by 微

今回は最終回として前後編に分けて,熱力学と統計力学の関係
などについてお話したいと思います。

熱力学は元々が物質を細かく見ずに,総体としてどのような挙
動を示すかというところを扱う学問でした。(20世紀の初頭
になっても物理の主流派では,原子という物質の最小単位は疑
わしいとされていました。)

このため原子論に立脚した,物質のミクロな挙動の解析を元に
した統計力学が生まれた当初は,非常に激しい論議を巻き起こ
していました。結局同じ結論を与えるならば,原子(分子)な
どというものを仮定せず,熱力学だけあればよいではないか,
というのが原子反対派の主張でした。(ブラウン運動の解析で,
原子と呼ぶにふさわしい,実際は分子でしたが,何らかの単位
があるということが確認されたのは,1909年でした。)

この統計力学の創成に寄与した悲運の物理学者にボルツマンと
いう人がいます(1844-1906)。彼は若いときに気体
の分子運動論(気体が分子からできていて,その運動を解析す
ることで,気体の状態・挙動が分かるという理論です。)の論
文を読み,その素晴らしさに感激し一生をこの分野に捧げると
誓い,まさにその通りになった人です。このボルツマンを悩ま
せた問題を追うことで熱力学と統計力学の関係を見ていきまし
ょう。

彼は統計力学に多大な寄与を行いました。気体分子の運動論の
完成やエントロピーと系の取り得る状態数との関係式(ボルツ
マンの原理),H定理の証明(エントロピー増大の法則)など,
いずれも統計力学の根幹に関わる業績です。その彼を終生悩ま
せていたのは二つの問題,原子(分子)の存在の証明と熱力学
第2法則でした。

原子(分子)の存在を直接証明する実験がボルツマン存命当時
には見つかっていませんでした。そのため原子否定派と激しい
論戦を繰り広げていました。しかし確定的な証拠を挙げられな
いため,議論に結論が出ることはありませんでした。わずか数
年後には分子の実在が証明されるのに,彼はこうした激しい論
戦に疲れたのか極度のうつの為,自殺してしまいます。(ブラ
ウン運動の解析による証明は彼が亡くなった後です。)

もう1つの悩み,熱力学第2法則(時間の矢の向き,なぜ熱は
高いほうから低いほうへ流れるか)については後編へ。

※編集部「よろず」ノートは弊社の社員が日によって代わる代わる
書かせていただいております。
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