トップ, 本文へジャンプ

メールマガジン 2009年バックナンバー

広告

■■■-----------------------------------------------------■■■

   『 毎日2分でサクサク読む医療・健康ニュース 』 vol.955

■■■-----------------------------------------------------■■■
                      平成21年8月4日発行

■ニュースヘッドライン

▽抜けた歯の跡に新しい歯を再生,マウス実験で成功(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090803-OYT1T01140.htm

▽血管再生医療,効果に個人差,治療法の改良続く(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/science/news/20090804ddm013100062000c.html

▽原爆症認定訴訟,熊本も原告3人を除く10人全員を認定(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/science/news/20090804ddm041040059000c.html

▽米国におけるへき地や都市部貧困地域を支える医療(週刊医学界新聞)
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02841_02

 

--------------------------------------------------------------

 

■特集

「介護労働者,離職率下がる」

記事 written by 微

財団法人介護労働安定センターの08年度介護労働実態調査によ
ると,介護労働者の離職率が18.7%となり,今の調査方法とな
った05年度調査以来初めて20%を下回った。この離職者のうち
75.5%が,3年未満で離職していた。

労働条件が厳しいとされる介護労働だが,労働者定着の為行っ
ている方策は(複数回答),「職場内の仕事上のコミュニケー
ションの円滑化を図っている」が全体の63.4%と最も多かった。
次いで「労働時間の希望を聞く」が60.3%,「賃金・労働時間
等の労働条件を改善する」が52.6%となっている。

一方人材育成の計画の有無については,「計画がある」とした
事業所が51.7%,しかし同時に人材育成の問題点として,「時
間がない」をあげた事業所が47.7%と,作業の時間に追われる
様子が現れている。

詳しい調査結果はこちらから
財団法人 介護労働安定センター
http://www.kaigo-center.or.jp/report/h20_chousa_01.html

 

--------------------------------------------------------------

▼ちょっと一息・・・今日の商品

  看護シミュレーターのベストセラー,「P10」の
   内臓部を省いたシンプルでお手頃なモデルです。
   主に老人介護と基本的患者ケアの練習に適しています。

  ベーシック看護/介護用シミュレーター
   http://www.3bs.jp/med/adult/p11.htm
    
--------------------------------------------------------------

 

■注目のテレビ番組

▽今日 8月4日(火) 20:00~20:54 テレビ朝日

  最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学
   「お盆休みに気をつける病特集」
   
     ・旅行から帰ってきて3日後に突然呼吸
      困難に陥った60代男性。きっかけは車の
      渋滞なのか?発症した7人に1人が死に
      至るといわれるその病と長時間移動との
      関係を探る。
        
     
              
▽明日 8月5日(水) 20:00~20:45 NHK総合

  ためしてガッテン「体重も血糖値も下げる!
             スロージョギングの?に答えます」
   
     ・今年6月に放送し,大反響であった
      超らくジョギング革命の疑問に回答。
      歩くようなスピードで走ると様々な
      健康効果が得られるというが,画期
      的な運動法に関する3つの疑問を
      検証していく。
     

 

■はじめての方へ------------------------------------------------

『 毎日2分でサクサク読む医療・健康ニュース 』の
弊社が発行するもう一つのメールマガジン

▼「月刊 3Bサイエンティフィック」

人体模型の効果的な使い方や数量限定セールのお知らせ,
読者限定の人体解剖DVDのページなどの情報をお届け。
解剖学の先生のコラムが特に人気。
現在,約4000名の方々が読んでいるメールマガジンです。

ご登録は無料です http://www.3bs.jp/mailmag/index.htm
          (ページの左側中ほどに登録欄があります)

 

■編集部「よろず」ノート 勝手に物理講座

  ~物理にすむ魔物~ マクスウェルの悪魔(1) written by 微

今回はマクスウェルの悪魔です。

これは古典電磁気学の完成者にして気体分子運動論の大家でも
あった,マクスウェルが誕生させた,熱力学の第2法則に対す
る痛烈な批判です。熱力学の第2法則は前にも触れたことがあ
りますが,要するに「熱の自然な流れは高温側から低温側への
流れである」という内容です。言い換えれば,この自然な流れ
を変えるには,何らかの外からの仕事が必要ということです。

ここでマクスウェルは言います。「例えば容器に入っている気
体分子の位置と速度を観察でき,容器を真ん中で仕切っている
衝立に作ったごく軽い小さな扉を開け閉めできる生物がいたら,
右から速度の速い分子が来たときに扉を開け,遅い分子が来た
ときには扉を閉める。同様に左から遅い分子が来たときは開け,
速い分子が来たときは閉める。これをすると一様な温度の気体
を低温と高温の気体に分割することが,なんらエネルギーを必
要とせずに行える。」これは自然な熱の流れと逆行します。こ
こで温度が一定でも,その気体中には速度の速い分子もあれば,
遅い分子もある(速度分布がマクスウェル分布となっている)
ということを基にしています。

この想像上の生物を,マクスウェルの悪魔といいます。そして
マクスウェルが言っているように,この悪魔の行動は無から有
を作り出す(エネルギー保存則に反している)わけではありま
せんが,熱力学の第2法則とは反します。しかしこの悪魔がし
ていることは,ただ分子を識別しているだけです。こうした想
像上の生物が気に入らないのであれば,識別と扉の開閉を行う
マイクロマシンを考えてください。

もう少しこの問題を扱いやすくする為に,エントロピーという
言葉で言い換えましょう。エントロピーとは状態の乱雑さを表
す数という理解だけではなく,ここでは統計力学の言葉を使っ
て,その状態の可能な場合の数の対数としておきましょう。こ
こまで来るとすっきりとこの問題を言い表せます。マクスウェ
ルが指摘したのは,微視的な情報を得ることができれば,エン
トロピー増大という熱力学第2法則は成り立たない,より起こ
りにくい方向へ状態を変化させることが可能ということです。

これは非常な難問でした。通常我々が見ている自然はエントロ
ピーが大きくなる方向へ変化しています。生命現象などエント
ロピーの減少しているように見えるものも,その周りの系まで
含めると全体としてはエントロピーが増大していることが知ら
れています。

この悪魔を退治する為に,実に100年以上の間多くの科学者
が努力してきました。長くなりましたので,それについては,
次回に。

※編集部「よろず」ノートは弊社の社員が日によって代わる代わる
書かせていただいております。
  • -----------------------------------------------------------------------
  • このメールマガジンについて
  • 記事は各新聞社又は情報リンク先の承諾を得て配信しています。
  • またその他についても著作権法に則って配信しています。
  • ※掲載されている文章等,全内容について無断掲載・転載を禁じます。
  • ※記事自体に関するご質問はお答えしかねますのでご理解ください。
  • -----------------------------------------------------------------------
  • =============================================================
  • 【発行元】日本スリービー・サイエンティフィック株式会社
  • 〒950-1135 新潟市江南区曽野木2丁目5番18号
  • TEL 025 (282) 3228
  • FAX 025 (282) 3229
  • ユーザー様専用フリーダイヤル 0120-300-056
  • =============================================================

メールマガジン登録



先頭にこのページの先頭に