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メールマガジン 2010年バックナンバー

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   『 毎日2分でサクサク読む医療・健康ニュース 』 vol.1074

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                      平成22年3月2日発行

■ニュースヘッドライン

▽妊婦転送死,遺族の請求棄却,救急充実願うと裁判長付言(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/science/news/20100302ddm041040116000c.html

▽山梨,甲州両市の開業医が2次救急病院夜間当直を支援(読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=21403

▽飲食店の客席全面禁煙増えつつ,売上減懸念で足踏みも(朝日新聞)
http://www.asahi.com/health/news/TKY201003010472.html

▽連載:アメリカ医療の光と影,乳癌検診で大論争(週刊医学界新聞)
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02869_04

 

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■特集

「肉の生食は危険が伴う」

記事 written by 微

生肉料理(ユッケや鳥わさ,レバ刺しなど)を食べ,食中毒と
なるケースが多くなっている。都内では08年に106件の食中毒
が発生し,少なくとも34件は,生または半生の肉が原因と都は
推定している。

また,厚生労働省によると,2008年に全国で起きた食中毒1369
件中,カンピロバクターによるものは509件で第1位となってい
る。「肉類を生食,加熱不十分で食べたことが原因の事例が多
い」とみている。

カンピロバクターや腸管出血性大腸菌は,牛や鶏の腸管にいる
細菌で,肉の鮮度とは関係なく少量の菌でも発症させる力があ
る。加熱調理をすれば菌は死ぬので問題はなくなる。

食品安全委員会のリスク評価では,飲食店で鶏肉を生で食べる
人は,カンピロバクターに感染する確率が,食べない人に比べ
て約77倍も高いことが分かった。同委員会は「生食を減らすた
めの啓発が重要」としている。

 

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▼ちょっと一息・・・今日の商品
 
   アルファ線,ベータ線,X線用の高感度フィルム(38x35mm)です。
   半透明プラスチックケースに個別に包装されているので,日光の
   下でも現像・定着することができます。(現像時間:約6分) 
  
   放射線撮影用フィルムパック2組
   http://www.3bs.jp/physics/ray/u19209.htm
     
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■注目のテレビ番組

▽今日 3月2日(火) 20:00~20:54 テレビ朝日

  たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学

      ・若い頃よりも風邪をひく回数が増えていま
       せんか?口の中のある物を調べるとその人が
       風邪をひきやすいかどうかがわかり,ある物
       が変化すると命に関わる病につながる危険も。
       厚労省科学研究班の名医が口に潜む意外な落
       とし穴を徹底解明。
      
         
    
▽明日 3月3日(水) 21:00~21:54 フジテレビ

  ザ・ベストハウス123

      ・インドネシアのゴミの山を消し去り,
       救世主と呼ばれた日本人の話と,
       とんがった頭と飛び出した眼球を持ち,
       怪物と呼ばれた1万人に1人の奇病と
       闘う少年と医師の神業オペの実録感動
       物語をお届けする。
     
 

 
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■編集部「よろず」ノート written by 微

2010年2月24日午前6時00分に,茨城県東海村の大強度陽子加速
器施設(J-PARC)のニュートリノ実験施設において人工的に発生
させたニュートリノ(中性微子)を,約295km離れた岐阜県飛
騨市神岡町の検出器「スーパーカミオカンデ」において検出す
ることに成功したというニュースがありました。これにより,
いまだ良くわかっていないニュートリノの性質の解明に向けた
いとしています。

ところでこのニュートリノ(中性微子)は,その存在が提唱さ
れるまで,ある物理法則が危機にさらされていました。その法
則は「エネルギー保存則(及び角運動量保存則)」です。

もともとこのニュートリノは放射性崩壊現象のうち,中性子が
陽子に変わり電子を放出するベータ崩壊(もしくはその逆に
陽子が中性子に変わり陽電子を放出する崩壊)に関連してその
存在が提唱されました。これを提唱したのは,これまでにも
何度か登場しているあのパウリです。

ベータ崩壊は放射性物質の研究が始まってまもなく知られる
ようになりましたが,よくよく調べてみるとおかしい所が
ありました。
崩壊前と崩壊後を詳しく測定すると,若干ではありますがどう
してもエネルギーの総量が減っているのです。それまで絶対と
思われていた「エネルギー保存則」が成り立っていないのです。

一部の人は放射性崩壊現象ではエネルギーは保存しないのだ,
と考えました。まさに物理の危機でした。

いやそうではなく,何か未知のごく小さく他とあまり反応しな
い(=測定にかからない)粒子が同時に発生し,エネルギーを
持ち去っているのだ,とパウリは考えました。この為その粒子
は(電荷は持っていないはずなので)中性微子,すなわちニュ
ートリノと名づけられました。これがあればエネルギーは保存
します。

この説が出たのが1930年頃で,実験的に確認されたのは1950年
代に入ってからです。その,他とあまり反応しないという特性
ゆえに,実験的な検証が難しかったのです。

冒頭のニュースを聞いたとき,まず最初に浮かんだのはこの
「エネルギー保存則」の危機とその解決の歴史でした。

このまだ謎の多いニュートリノの性質が,今後の実験で明らか
になるといいなと思っています。

※編集部「よろず」ノートは弊社の社員が日によって代わる代わる
書かせていただいております。
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