月刊メールマガジン2012年7月号

2012年07月25日 (水曜日)

2012

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◆ 3Bサイエンティフィック 月刊メールマガジン 2012/7/25 ◆
/ vol.85
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今月号の内容:
┌目次───────────────────────────────┐
1. 注目製品のご案内  ~いざ夏休み! お子様の好奇心を育くむ
コストパフォーマンス抜群の「顕微鏡」~
2. 特集:夏休みの宿題は早めに終わらせていました?それとも・・・
3. 先生のコラム  「時間の物差し」
~English 英語とLatin ラテン語~
帝京平成大学教授 竹内京子先生
4. 月刊学会情報
5. 編集後記
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1. 注目製品のご案内
~いざ夏休み! お子様の好奇心を育くむ
コストパフォーマンス抜群の「顕微鏡」~
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■小学生向け生物顕微鏡・電池式LED
(米国Ken-A-Vision製)
軽量、コンパクト、乾電池電源で、野外使用にも最適。
川の微生物や、植物の細胞など、気になるものをすぐに
その場で観察できます。

レンズ、アームなどの各部品は取り外しできないように
なっているので、破損しにくく紛失の恐れもありません。
通常の生物顕微鏡としての透過照明に加え、上方から照らす
落射照明も備えているので実体顕微鏡のように物体表面の
観察にも使用できます。
価格:14,490円
/microscope/biological-micro/w49995.htm?mmail&m

■kena デジタル生物・実体顕微鏡
(米国Ken-A-Vision製)
簡便で使いやすいデジタル顕微鏡です。スタンドから
取り外してハンディ顕微鏡としても使用できます。
・生物顕微鏡として、プレパラートを観察(透過照明)
・実体顕微鏡として、試料の表面を観察(落射照明)
・ハンディ顕微鏡として、スタンドに乗らない大型試料を観察

光源には白色LEDを使用。
画像解析ソフトが付属し、簡単にPC上で
静止画撮影・動画撮影・画像解析ができます。

※kenaは現在在庫切れです
※次回入荷は8月下旬予定です

価格:54,600円
/microscope/digital-micro/w49998.htm?mmail&m

お問合せはどうぞこちらへ : メール  mag_3b@3bs.jp
フリーダイヤル(ユーザー様専用) 0120-300-056

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2. 夏休みの宿題は早めに終わらせていました?それとも・・・
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世間では殆どの学校が夏休みに突入したことと思います。
夏休みといえば、海、山、旅行、プールなどを思い浮かべますが、
~宿題~という義務も、もれなくついてきましたね。
小学校時代は私には大昔のことですので、記憶も大分薄れて
いますが、それでも沢山のプリントを出されたことは覚えて
います。
さて、突然ですが、皆さんは夏休みの宿題は早めに終わらせて
いましたか?
それとも間際に夜遅くまでかかってなんとか仕上げた方ですか?
私は元来気が小さいのと、徹夜ができない体質なので(6時間は
寝ないともたないです)後で思い切りラクするために、例えば
計算問題とか漢字書き取りなどのルーチンワークの類はさっさと
終わらせて、さて、空いた時間に何しよう?などと子どもなりの
楽しい妄想をふくらましていたものですが、絵日記は、そうは
いきません。
しかも絵なら一面に情景を描けばそれで終わりですが、それを
説明するとなるとわざわざ文字や言葉に直して、説明文を何行も
書かなければなりません。それが不得意でしたし、二度手間にも
思えて大変面倒くさかったので、絵の方は進めど、肝心の文章が
さっぱり進みませんでした。
故に、学校が始まる約一週間前から、描いた絵を見ながらこれは
何があった日だったっけ?と親も巻き込んで、あやふやな記憶を
頼りに無理やり書いて仕上げていました。
ですから、事実から離れたことも書いていたでしょうし、もはや
日記ではない、中途半端な物語が出来上がっていたのです。
もう時効ですが、先生も多分、わかってらっしゃったのでしょう。
そんな私が今、こうしてメルマガの編集をやっています。
世も末です。
話はそれましたが、夏休みの宿題は面倒なものばかりではなく、
楽しいものもありました。私も植物や虫の観察は大好きでした。
(但し、ミミズなどの細長いタイプの虫を除く)
そういえば日記は嫌でしたが、なぜか観察文はあんまり苦に
ならなかったです。
でも、肉眼での観察ばかりでした。
顕微鏡は理科室にしかなく、4人で1台を普通の授業で使いまわ
していただけです。
果たしてその頃、医師のお宅を除き、自宅に顕微鏡があるという
ご家庭は何軒ほどあったのでしょう??
今や、理科好きの小学生が普通にマイ顕微鏡を持っているという
事実に、時代の流れや自由研究へのこだわりが感じられます。
ピンからキリまでありますが、昔に比べて顕微鏡もだいぶ安く、
性能もよりよくなり、買いやすくなったことも一因でしょう。

それでは今更ですが、夏休みの自由研究を思い浮かべつつ、
顕微鏡で直接見てみたいものや、顕微鏡で観察した像を
元に再現した拡大細胞モデルなどを紹介していきます。

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顕微鏡で見てみよう!プレパラートシリーズ
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< 植 物 >

□維管束の構造と種類,英語版(W13430)
/prepa/botany/w13430.htm?mmail&m
種子植物,シダ植物などの維管束を集めた標本セットです。
□藻類,英語版(W13041)
/prepa/botany/w13041.htm?mmail&m
アオミドロなどの接合藻類,コナミドリムシなどの緑藻類など
藻類を集めた標本セットです。
□植物の細胞,英語版(W13053)
/prepa/botany/w13053.htm?mmail&m
単細胞,多細胞の植物細胞のプレパラート標本セットです。

□被子植物(細胞と組織),英語版(W13046)
/prepa/botany/w13046.htm?mmail&m
タマネギ,アスパラ,ニワトコの実など被子植物を集めた
標本セットです。

~ 番外編:顕微鏡で観察した像を元に再現した拡大モデル ~
■植物細胞モデル(R05)
/biology/cell/r05.htm?mmail&m
電子顕微鏡での観察像を元に再現した典型的な植物細胞構造を
示したモデルです

< 動 物 >

□昆虫類~初級用ラージセット,英語版(W13035)
/prepa/zoology/w13035.htm?mmail&m
蝶や蜂,バッタ,オサムシなどを集めたプレパラート標本です。
□動物の細胞,英語版(W13052)
/prepa/zoology/w13052.htm?mmail&m
サンショウウオやネコ,マウスなど,哺乳類や爬虫類,両生類
などを集めた動物細胞の標本セットです。
□ゾウリムシ,英語版(W13422)
/prepa/zoology/w13422.htm?mmail&m
ゾウリムシの分裂過程を観察できる標本セットです。

~ 番外編:顕微鏡で観察した像を元に再現した拡大モデル ~
■動物細胞モデル(R04)
/biology/cell/r04.htm?mmail&m
電子顕微鏡での観察像を元に再現した典型的な動物細胞構造を
示したモデルです。

< 細菌,微生物 >

□細菌~基礎セット,英語版(W13040)
/prepa/parasite/w13040.htm?mmail&m
黄色葡萄球菌や炭疸菌,ボツリヌス菌など病原菌から
パンやチーズなど発酵に使われる菌まで集めたセットです。
□水中のミクロの生物 I,英語版(W13435)
/prepa/eco/w13435.htm?mmail&m
アメーバやミジンコ,アオミドロ,ボルボックスなど水中の
微生物を集めた標本セットです。

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肉眼で組織構造が確認できる拡大模型,
~MICROanatomy(TM)~ シリーズ
(顕微鏡はもちろん必要ありません。)
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◎動脈と静脈の組織構造モデル(G42)
/model/heart/g42.htm?mmail&m
筋型動脈と近接する静脈,脂肪,筋を14倍大で再現しています。
右側の静脈と中央の動脈では横断面と縦断面により血管壁の
多層構造が見られます。

◎網膜の組織構造モデル(F16)
/model/vision/f16.htm?mmail&m
網膜の細部構造,情報伝達回路などを学習できるモデルです。
網膜,脈絡膜,強膜の細部構造を示しています。

◎舌の組織構造モデル(D17)
/model/mouth/d17.htm?mmail&m
拡大した舌の様々な組織を1つの模型で再現したモデルです。
様々な舌乳頭の拡大モデル(10~20倍大)や,味覚芽の拡大
モデル(約450倍大)などで構成されています。

◎腎臓の組織構造モデル(K13)
/model/urina/k13.htm?mmail&m
尿の生産に関する微小な組織の構造が6段階の異なった倍率
で再現されているモデルです。

◎肝臓の組織構造モデル(K24)
/model/diges/k24.htm?mmail&m
肝小葉単体とその集合の様子を立体的に再現したモデルです。
肝臓の機能的単位/構造的単位を2つの異なる倍率で見られます。

◎筋繊維モデル(B60)
/model/muscle/b60.htm?mmail&m
筋繊維の構造を立体表現しているモデルです。
骨格筋繊維とその運動終板の断面を約1万倍に拡大しています。

これらのモデルはさらに、それぞれのページ内の
「拡大画像を表示」で、拡大画像が見られます。

今だから言える話をもう一つ。
その絵日記で「晴れ」とか「くもり」とかの単語さえも書くのが
面倒だった私。当然、本文と一緒に後で書き加える羽目になりま
したが、さんさんと太陽が出ている絵は「晴れ」とわかっても、
それ以外のものは全く思い出せず。
で、そんな時でさえ、どっちにもとれるよう「くもり」で統一
していた(と思います)気の小さい私です。
こういう場合、全部「晴れ」で統一してしまう人の方が、
思い切りがよくて、将来大物になれるんですよね、きっと。

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3.先生のコラム
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「時間の物差し」
~ English 英語とLatin ラテン語 ~
帝京平成大学教授 竹内京子先生

解剖学用語は、国際解剖学用語委員会(Federative International
Committee on Anatomical Terminology, FICAT)において国際標準が
ラテン語で示され、現在Terminologia Anatomicaとして出版されて
います。
この国際解剖学用語(学名)に準拠して、それぞれの国用語委員会が
それぞれの国の解剖学用語を定め、日本では日本解剖学会用語委員会
制定の解剖学用語(和名)が使われています。そして成書といわれる
多くの本では、それぞれの自国語とラテン語の2種類の標記が使われ
てきました。
しかしながら、時代の流れとともに、英語が最近の主流。
日本の解剖学書も英語の学名(英名)と和名併記となり、学名
(ラテン語)が消されてしまっていますが、実はその英名、
ほとんどが学名のまま。語順を変えたり、語尾変化を英語的に
表現をしたり、としていますが、語幹はラテン語のままなのです。
たとえば、膵臓は英名も学名も同じpancreas, 食道も同じesophagus,
肝臓はliver(英)とhepar(ラ)、腎臓はkidny(英)とren(ラ)と違い
ますが、肝動脈はhepatic artery(英)、arteria hepatica(ラ)、
腎動脈はrenal artery(英), arteria renalis(ラ)といい、語順が
逆で、語尾が少し違いますが、語幹はラテン語。
筋名も、語順を変えただけでラテン語のままがほとんど。
語尾変化をする部分をカットしているところもたまにありますが、
大半は学名の綴りをそのまま使い、英語的に発音をしているだけ
なのです。
たとえば三角筋はdertoid muscle(英)musculus dertoideus (ラ)
それぞれ発音をカタカナで書くと「デルトイド マッスル」と
「ムスクルス デルトイデウス」という具合になります。
上腕二頭筋 はbiceps brachii muscle (英)、musclus biceps
brachii (ラ)、こちらは、筋を意味するmuscle/musculusの位置が
最初か最後か、という違いだけで、ほかは全く変わりません。
ラテン語は、結論(主格)が先頭で修飾語が後ろにつきますので
最後から訳していく感じになります。このルールを覚え、本来の
意味を知ると学名を覚えるのはとても簡単。英名は英語が堪能な
方でも、単語としてはもう一度覚え直しとなりますので、その
負担は初心者とそんなに変わらないかもしれません。つまり、
英語を母語とする学生も、解剖学用語はもう一度学び直しを
しなければならないということになります。
いずれにしても、大人になってから新しい単語を習得するのは
大変なことではありますが、日本人にとっては、ラテン語は
「ローマ字」ですから英語よりなじみ「深い言葉」というより
「なじみ深い発音」です。綴り方から学んでいけば以外と楽に
医学・解剖学用語の習得が楽なのではと思っています。
世界共通語の英語であっても、世界中の国の人々が使う英語は、
それなりに訛りがあって、発音やイントネーションが微妙に
違います。[a]という文字一文字とっても、英語では、日本語の
ローマ字のように「a」=「あ」と単一の発音をすることは
ありませんし、それぞれに、自国の言葉の影響を受けた訛りに
なっているので混乱の極み。誤解なく意思の疎通を図るには、
文字で確認ということになるわけですが、その時に役に立って
いるのが、日本人はローマ字表記の方法を小学校で習う、という
ことなのです。
英語よりも先に、アルファベットを用いた標記法を「ローマ字」
として習っているわけです。綴りを学名で書けると筆談ができる
ということになります。
若いころ、アメリカの大学で医学部の一年生たちと一緒に解剖学を
一年間学ぶ機会を得たことがあります。アメリカでは一般大学を
出てから医学部に来るので全員大人です。日常会話はまだ不自由な
時期だったのですが、なぜか解剖学の会話は問題ありませんでした。
発音で通じないところは、筆談と図示で何とかなっていたからです。
今でも覚えている発音ができない単語は、肩甲骨scapulaです。
日本語ではスカプラと発音します。
肩の骨、肩帯shoulder blade という単語が出てこなくて、
一生懸命~scapula~をさまざまに発音して表現を試みたのですが、
全然通じない。スカプラはラテン語ですが、彼らは、私たちが
漢字を日本語読みで発音するように、英語発音をしているわけで
誰も、ラテン語発音はしていません。それで英語的に発音しようと、
スケイプラーとか、シェイプラとか様々に発音してみたのですが、
全然通じない、どうも頭出しの発音が悪かったようで、同級生が
頭をかしげてばかり、はてさて困ったなあと思ったところで、
筆談を思いつきました。ラテン語の綴りわかるかなと期待半分で
scapulaと綴ったとたん、「あぁ、scapulaね」で混乱に終止符が
打たれました。一瞬にして意思の疎通が図れ、その後の会話は
つつがなく進行しましたが、いまだに「s」の発音がほとんど聞き
取れなかったことだけしか覚えていなくて、~正しい~肩甲骨の英語
(インディアナ州訛り)の発音がわからないままでおります。

医学英語と言うのはギリシャ語由来の言葉も入っていますが、恩師が
ラテン語はね、ローマ字読みでいいんだよ、ローマ字読みでラテン語の
正しいスペルを覚えて、それから英語的に表現するのは、日本人なら
簡単にできるんだよ、だけどいきなり英語的表現で発音しようとすると、
綴りを間違えることが多いんだよね、と話してくださり、「確かに!」と
思った時以来、私は断固、学名派になりましたが、このときほど、
綴りを覚えていてよかった・・・と思った次第です。
英語で、英語で、と言う人たちが多いのですが、英名もラテン語
由来の言葉ですから実はラテン語。それで英名が覚えられないと
頭を抱えて相談しにくる学生には、ローマ読みで綴りを覚え、
語源の意味を学ぶことを薦めています。500年以上も前に日本に
入ってきたローマ字がラテン語由来だからなのです。そして母音
と子音の関係が日本語のように1対1の関係が多いので学習が楽
なのです。アクセントは後ろから二つ目の母音にあります。
解剖学用語を学んだおまけの話。
西ヨーロッパのラテン系の国のうち、スペイン、ポルトガル、
フランス、イタリアに学会で行ったことがありました。
そこの国では日本同様、英語は殆ど通じないところにいたのですが、
地図が読めたのと、英語がわからないお巡りさんに道を尋ねた時、
意味が分かってしまったということがありました。
この道をまっすぐ行って次の角を右に曲がって・・・というのが
身振り手振りがついたこともありますが、連れの友人が???と
いう顔をしていたのに、こちらは一度に頭に入ってきたのです。
また、乗り換え駅を間違いなく一度で覚えられたという経験も
しました。
解剖学は人体の地理学と言われていますが、これを身をもって
実感することができたことが感動でした。
では、また来月。

<ご意見をおきかせ下さい>
▽竹内先生へのご意見・ご感想や、コラムで感じたこと、
また先生にお聞きしたいことなどもお送りください。
宛先は mag_3b@3bs.jp まで。 お待ちしてます!

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4.月刊学会情報
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8月出展予定
・日本理科教育学会 第62回全国大会
期間:H24/8/11~H24/8/12
場所:鹿児島県・鹿児島大学郡元キャンパス

・日本摂食・嚥下リハビリテーション学会
第17回・第18回共催日本摂食・嚥下リハビリテーション学会学術大会
期間:H24/8/31~H24/9/1
場所:北海道・札幌市教育文化会館、ロイトン札幌 他

弊社(日本スリービー・サイエンティフィック)は
上記学会・展示会にに出展予定です。 是非この機会にお越しくださいませ。
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H24/8/11~H24/8/12
日本発達障害学会 日本発達障害学会第47回研究大会
東京都・横浜国立大学

H24/8/18~H24/8/19
日本美容皮膚科学会 第30回日本美容皮膚科学会総会・学術大会
愛知県・ウェスティンナゴヤキャッスル

H24/8/21~H24/8/24
日本進化学会 日本進化学会第14回東京大会
東京都・首都大学東京

H24/8/23~H24/8/24
日本看護管理学会 第16回日本看護管理学会年次大会
北海道・札幌コンベンションセンター

H24/8/26~H24/8/29
日本組織細胞化学会 14th International Congress of Histochemistry and Cytochemistry (ICHC 2012)
京都府・国立京都国際会館

H24/8/30~H24/8/31
日本母体胎児医学会 第35回日本母体胎児医学会学術集会
千葉県・浦安ブライトンホテル

H24/8/30~H24/8/31
アジア太平洋生殖医学会/日本受精着床学会共催
第4回アジア太平洋生殖医学会 第30回日本受精着床学会総会・学術講演会
大阪府・グランキューブ大阪

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5.今月の編集後記 by イ子
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文明の利器とは縁のないワタクシのお話。
iPhone、iPadといった「i」の付くものを
持っていない私が、先日、友人のiPadを
触らせてもらう機会に恵まれ、タッチパネルを
指で「シュッ」とこすって次の画面へスクロール、
閉じた親指と人差指を画面の上で「パッ」と
広げると画面がズームする、
この体験を果たしました。
機能に感動して、存分に使わせてもらったはず
なのに、せっかく見せてもらった友人の
サンフランシスコ出張旅行の写真は今ひとつ
良く見た気分になっていなかったのが失敗でした。
便利機能で遊ぶことに夢中で内容を堪能し切って
いなかったようです。
私の持ち物にこれらの機能を搭載した品が入ってくる
のはいつのことやら、と、遠い未来に思いを馳せる
気分でした。

それでは今月はこの辺で。
来月号をどうぞお楽しみに!