

物理学者のS.Earnshowは1848年に,逆自乗則に従って荷電粒子やマグネットを磁界空間に浮遊させることはできないが,反磁性物質は浮遊させることができるという定理を発表しました。黒鉛を反磁性物質として使ったこのモデルのような装置は,強力な希土類金属マグネットの存在により,比較的低コストで作製することが可能となりました。
金メッキされたネオジウム(NdFeB)磁石は透明アクリルケース内に収納された黒鉛プレート間のスペースで浮遊します。マグネットに作用する重力はアクリルケースの上部に備えられているマグネットリングの引力によりほぼ中和されます。
ネオジウム磁石の両極は上部と下部にある黒鉛プレートと反発しながら(反磁性),安定した浮遊を見せます。