
国際コンセンサスを作るILCOR
国際蘇生連絡委員会(ILCOR)は心肺蘇生に関する膨大な科学的データをもとに,より効果的な心肺蘇生手法,教育方法のヒントとなる国際コンセンサスを作成・公表しており,世界各国でこれを参考にしながらもとに国内版のガイドラインが作成されています。
2010年10月18日に発表された最新のコンセンサス(CoSTR2010)を元に日本でもガイドライン策定が進められ,2011年10月18日に「JRC(日本版)ガイドライン2010」が公表されました。
ガイドライン2010変更点のうち,特に重要なのが次の2つのポイントです。
| 変更点 | 旧ガイドライン | ガイドライン2010 |
|---|---|---|
| 圧迫の深さ: | 4~5cm | 少なくとも5cm(小児は胸の厚みの約1/3) |
| 圧迫のテンポ: | 1分間に約100回 | 1分間に100回以上 |
繰り返し練習することの重要性が説かれています。
「第7章 教育・普及のための方策」
一次救命処置(BLS)および二次救命処置(ALS)の知識と技術は,少なくとも3~6ヶ月経つと減衰し得る。技術と向上のために,繰り返しの評価や必要に応じた再訓練を行う事が推奨される。
習熟度と練習期間の関係。繰り返し,頻繁に練習することで高い技術を維持します
練習器具の評価機能(フィードバック)を利用した学習について解説されています。
「第7章 教育・普及のための方策」
市民および医療従事者のCPR訓練において,CPRをガイドする器具あるいはフィードバックする器具の使用を考慮しても良い。
学習や実際の臨床活動において,ブリーフィングとディブリーフィングを行うことは理にかなっている。
*ブリーフィング:状況の説明や指示
*ディブリーフィング:振り返り,報告
評価機能によるフィードバックと記録による振り返りが重要です。
ガイドライン2010の要件を満たす最適な練習器具とは,
この3点を兼ね備えた練習器具のご使用をおすすめいたします。
スキルレポータは手技をリアルタイムで評価でき,さらに内容を印刷することができるので,詳細なフィードバック得るとともに,振り返り学習に有効です。
スキルガイドが胸部の圧迫,息の吹き込みの正誤判定を行い,ランプで知らせてくれます。(記録・印刷はできません)
判定機能はありませんが,圧迫の深さなどがガイドライン2010に準拠しています。