解剖学書の記載と若干異なるように見えます

  • 解剖学書の記載と若干異なるように見えます
  • 実際の標本から型取りされたものであるため,元となった標本固有の特長を反映しております。

顕著な例が環椎の後結節です(下記それぞれの写真の下部中央)。

弊社の模型では後結節の盛り上がり・突起とも解剖学書で描かれるものより小さ目です。これは元となった骨の形状に由来しています。

また,後結節は個人差が大きい部分で,解剖学書によっては複数の形状が紹介されています。

環椎の写真a~d。出典:Rauber/Kopsch, Anatomie des Menschen- Bewegungsapparat, Georg Thieme Verlag Stuttgart.,Taschenbuch – 2003 von August Rauber, Friedrich Kopsch, Bernhard Tillmann

*撮影角度の影響で,骨標本と模型で形状が一致しないように見える箇所がございます