月刊メールマガジン2016年11月号

2016年11月25日 (金曜日)

2016

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上肢血管走行の再現モデル、注射練習の補助教材にも

『3B月刊メールマガジン 11月号 』vol.136

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今月号の内容:

┌──【目次】──────────────────┐
1. 再注目の製品のご案内 ~上肢血管付モデル~
2. 先生のコラム「時間の物差し」
~カーナビアドバイス~
(一財)健康教育学研究所 所長
元帝京平成大学教授 竹内京子先生
3. 月刊学会情報
4. 編集後記
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1. 再注目製品のご案内 ~上肢血管付モデル~
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■上肢血管付モデル

肘関節をやや屈曲した左上肢の骨格に、
上腕動脈、橈骨動脈、尺骨動脈、および周辺の静脈を加え、
上肢の血管の走行を分かり易く示した実物大モデルです。
各血管の相対的な径の差も実物どおりに表しています。
立体的に入り組んだ血管の位置関係が感覚的にわかる
ので、注射実習時のイメージづくりにも効果的です。
価格:131,000円+税
/model/heart/w19019.htm?mmail&m

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◎静脈注射トレーニング用モデル
静脈注射・採血の実習のための左腕モデルです。
独自の素材により、注射痕が目立たず、
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血液供給は電源不要の自由落下式で、
管理も簡単なので、グループ訓練にも最適です。
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┏▼お問合せはどうぞこちらへ
メール:mag_3b@3bs.jp
フリーダイヤル(ユーザー様専用)0120-300-056

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2. 先生のコラム
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「時間の物差し」
~カーナビアドバイス~
(一財)健康教育学研究所 所長
元帝京平成大学教授
竹内京子先生

週一で専門学校に車で通勤しています。
道筋が何通りかあって、高速道路を
中心に迂回路が複数ある交通路です。
首都圏連絡自動車道(圏央道)と、厚木
乗換え新東名高速が主な道路です。
先日の夜、圏央道を走っているところで
東名高速で事故渋滞、という情報を
受け取りました。厚木に近づくにつれ
だんだん渋滞の距離と通過所要時間が
増えてきました。参ったなあと思って
いたら、カーナビの指示が厚木からの
迂回路(有料道路)を出してきました。
そして、渋滞が最初青梅あたりの表示
では2kmだったのが、厚木に近づいた
頃は16kmという表示になりました。
近くにたどり着くころにはもっと渋滞
しているのではないかしらと思ったり、
たまには違う道も良いかななんて思っ
たりして、お気楽にルート変更をした
のでした。
高速道路を使うより速度は落ちますが、
所要距離は全体で20km短く、50km程度
の道のりで1時間程度の所要時間です。
ところが私は、此の有料道路の先に
一般道、しかも箱根の山を越える
つづら折りの道があることを認識
していませんでした。
箱根新道という名称は知っていまし
たが、自分がこれから走る道路である
という認識が無かったのです。
運転中の判断で、道路が渋滞色の
「赤」でないことぐらいしか確認
していませんでした。
そのうち、降りたのは失敗だったかな、
と思い始めたのは、小田原で有料道路
が終わって、ここから一般道、という
表示を見たときです。
ギョギョッとしました。一車線です。
しかもトラックがだんだん増えて、
前後が全然見えない中で、夜の箱根の
山道に入りました。
しばらく行くと、坂を所定のスピードで
上りきれない大型トラックが大渋滞の
元をつくり、超ノロノロ。
前が見えないので車間を取ったら今度は
後ろのトラックにピタッと付かれて
後ろが見えない。その間を、跳躍伝導の
ように追い抜いて行く小型車がいて、
「ひぇー」「危ない!」と緊張しながら
トラックのお尻にくっついて運転して
おりました。
その間、時間はどんどん過ぎていくし、
こんなことって知っていたら、高速を
降りなかったのに、とちょっぴり後悔
し始めたころ、漸く峠を越えて三島に
到着。ここからはまた元の知っている
道路に出て一件落着となりました。
この間の所要時間は1時間程度で、
ナビの予定時間通りだったのですが、
まるで倍の2時間ぐらい運転していた
ような時間感覚で、頸筋はコリコリ
でした。
カーナビはあくまでも参考であって、
頼ってはいけない事は知っていますし
客観的にデータの提示を受けた後も、
運転手自身が最終判断をするのは
いつの時代も変わりませんので、
コースを変更したことについては、
時間通りに着いたことで良しとしよう、
良い経験をしたとも思うとポジティブ
に考えることにしているので、後悔は
ないのですが、カーナビは神経疲労の
程度までは、教えてくれなかった、
ということも実感いたしました。
次からは、楽に運転できる道、
いつも通りの道を、いつも通り走ろう、
遅刻しそうになったら、電話して
遅れると伝えよう、と改めて
決心したのでした。
では、また来月。

<ご意見をおきかせ下さい>
竹内先生へのご意見・ご感想、コラムで感じたこと、
先生にお聞きしたいことなどもお送りください。
┏▼宛先は、
mag_3b@3bs.jp
まで。お待ちしてます!

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3. 月刊学会情報
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H28/12/1~H28/12/3
日本認知症学会 第35回日本認知症学会学術集会
東京都・東京国際フォーラム

H28/12/1~H28/12/3
日本新生児成育医学会 第61回日本新生児成育医学会・学術集会
大阪府・大阪国際会議場

H28/12/1~H28/12/3
日本臨床薬理学会 第37回日本臨床薬理学会学術総会
鳥取県・米子コンベンションセンター、米子市文化ホール

H28/12/1~H28/12/2
日本小児整形外科学会 第27回日本小児整形外科学会学術集会
宮城県・仙台国際センター

H28/12/2~H28/12/4
日本網膜硝子体学会 第55回日本網膜硝子体学会総会
東京都・ベルサール渋谷ガーデン

H28/12/3~H28/12/4
日本性感染症学会 日本性感染症学会第29回学術大会
岡山県・岡山コンベンションセンター

H28/12/3
日本シミュレーション外科学会 第26回日本シミュレーション外科学会
奈良県・なら100年会館
(第9回国際シミュレーション外科 第26回日本シミュレーション外科合同学会)

H28/12/6~H28/12/8
日本排尿機能学会 第23回日本排尿機能学会
東京都・東京国際フォーラム

H28/12/10~H28/12/11
日本看護科学学会 第36回日本看護科学学会学術集会
東京都・東京国際フォーラム

H28/12/19~H28/12/21
日本肺癌学会 第57回日本肺癌学会学術集会
福岡県・福岡国際会議場、福岡サンパレス、福岡国際センター

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4. 今月の編集後記 by 品
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0時20分、外に出ると、やけに空が明るい。
ああ、そうだった。今晩はスーパームーン。
見上げると、確かに、おっきな満月が、
煌々と輝いています。
薄くてまだらな雲が、白い光に淡い濃淡を
照らされて、ゆったりと流れながら、
月の周りに虹色の光輪を浮かび上がらせて
います。
快晴でなくて良かった。
雲が深める幽玄な趣に、そう思いました。
しばらく見惚れていると、視界の左で、
光が一瞬線を引いて消えました。
流れ星!?
サプライズゲストを迎えた月は、
よりいっそう有難いものに見えました。

それでは今月はこの辺で。
来月号をどうぞお楽しみに!