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メールマガジン 2017年バックナンバー

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   獣医トレーニングモデル新製品

『3B月刊メールマガジン 1月号 』vol.138

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今月号の内容:

┌──【目次】──────────────────┐
1. 製品のご案内 ~獣医トレーニングモデル~
2. 先生のコラム「時間の物差し」
~知っていたつもりが・・ ~
(一財)健康教育学研究所 所長
元帝京平成大学教授 竹内京子先生
3. 月刊学会情報
4. 編集後記
└────────────────────────┘

 

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1. 新製品のご案内 ~獣医トレーニングモデル~
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■イヌの橈側皮静脈注射トレーニング模型

 犬の橈側皮静脈への注射を練習するための
前肢モデルです。
シリンジで血管圧の調整や、拍動の再現が
できます。手首は曲げることができます。

 価格:32,000円+税
https://www.3bs.jp/biology/anisurgery/w65762.htm?mmail&m

■ウシ切開・縫合練習用パッド

 ウシの皮膚切開・縫合の練習のために皮膚厚を厚くし、
テンションを自由にかけられる構造になっています。
切開した部位は、付属の補修キットで約3回補修し、
繰り返し練習することができます。

 価格:20,000円+税
https://www.3bs.jp/biology/anisurgery/w65764.htm?mmail&m

 

┏▼お問合せはどうぞこちらへ
メール:mag_3b@3bs.jp
フリーダイヤル(ユーザー様専用)0120-300-056

 

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2. 先生のコラム
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「時間の物差し」 

 ~知っていたつもりが・・~ 

(一財)健康教育学研究所 所長
元帝京平成大学教授 
竹内京子先生

あっという間に一年が過ぎました。
今年もよろしくお願いいたします。

新年のテーマは「働きは知っていたけど、
場所をしらなかった」という「勉強会」
でのお話しです。

私が講師として赴く勉強会では、身近な
身体の諸器官や構造物を取り組みやすい
機能(はたらき)の話を中心に講義を行い、
そのあとで形態学的に学ぶ、また視点を
変えて繰り返し学んでいくという方針で
授業を行っています。

参加者の皆さん、それぞれにそれなりの
知識をお持ちなので、よく鋭い質問が
飛んで来ます。そして私の知らない言葉も
出てきます。そんな時は、見栄を張らず、
調べてきますと答えるか、その場のネット
検索も併用して、みんなで一緒に考えて
おります。

大人の勉強会は意見交換も盛んで、私に
とっても大変ためになっております。
しかしあまりに教わるばかりだと講師役
としては恥ずかしいので、講師としての
威厳を保つべく、最後は私の得意分野の
形態学的なものの見方で授業を終える
わけです。

どうやって威厳を保つか、これは非常に
簡単です。その時の話題になった「器官
(臓器)や細胞、部位が体の中のどこに
あるか」を、自分の身体や模型を使い
ながら、場所の確認を行うだけのこと
なのです。
私にとっては当たり前の事なのですが、
これが意外と、参加者のみなさんには
難しいようです。

例えば肝臓の機能の話では、質疑応答が
一段落したあと、最後に
「肝臓はどこにある?」と尋ねてみます。
自分の身体を使ったり模型をみながら答え
たりするのですが、大抵"外れ"です。

言葉で答えてもらったら、
「肝臓は横隔膜の右下です」
「人体最大の臓器です」
「1.5kgほどあります」
「機能は200もあります」
と答えられるのですが、なぜか臍の
周りを指したり、左右を間違えたりが
多いのです。

これは横隔膜の中心部が胸郭の中にあり
横隔膜の下にある肝臓も胸郭の骨に守ら
れているという事実が言葉では記載され
ていないことがあるのと、
「肝臓は腹部の臓器である」という知識
だけから臍の右わきを指してしまう訳です。

そして、これに追い打ちをかけるのが、
「突然のご指名」です。
後で尋ねると、皆さん、まさか自分に
当たるとは思っていなかった、突然の
質問に狼狽したあまり、前後左右の位置
関係が一瞬でわからなくなってしまった
という感想が多いです。

テストはなんでも同じですが、実地テスト
で即答する、というのは訓練が必要です。
そして最初の一人が慌てふためいて間違
えると、次の人もまた間違えてしまいます。
大抵3人目で漸く正答です。
右か左か真ん中かで3通りの選択肢しか
ない中でも、3回目に漸く正解というのが
多いので、面白いです。

このコラムを読んでいる方には、信じ
られないでしょうけれども、かなりの
知識をお持ちの方でも、突然みんなの
前で指名すると「口頭」では答えられ
るのに「手」は間違ったところに行って
しまうことが多いのです。
また、頭の中では正しいイメージが
できているのに、「口」が前後・左右で
間違った言葉を発する場合もあります。

頭では知っていたつもり、イメージは
出来上がっていたつもりだけれど、
正確に、形態学的に身体のなかでの
位置や大きさを把握してはいなかった
ということが根本原因です。

なので、私が赴く「勉強会」では、
時間の最後に必ず模型や自分の身体を
使いながら確認する、という作業を
行うことにしています。
実地テストは知識の整理には最適ですね。

では、また来月。

 

<ご意見をおきかせ下さい>
竹内先生へのご意見・ご感想、コラムで感じたこと、
先生にお聞きしたいことなどもお送りください。

┏▼宛先は、
mag_3b@3bs.jp
まで。お待ちしてます!

 

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3. 月刊学会情報 
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H29/2/2~H29/2/3
日本頭頸部外科学会 第27回日本頭頸部外科学会総会ならびに学術講演会
東京都・京王プラザホテル
http://www.gakkai.co.jp/jshns27/

H29/2/3~H29/2/4
日本肘関節学会 第29回日本肘関節学会学術集会
東京都・ホテルヒルトン東京お台場
http://procomu.jp/elbow2017/

H29/2/4~H29/2/5
日本がん看護学会 第31回日本がん看護学会学術集会
高知県・高知県立県民文化ホール 他
http://jscn31.umin.jp/

H29/2/13~H29/2/15
日本集団災害医学会 第22回日本集団災害医学会総会・学術集会
愛知県・名古屋国際会議場
http://www.congre.co.jp/jadm22/

H29/2/15~H29/2/17
日本臨床腎移植学会 第50回日本臨床腎移植学会
兵庫県・神戸コンベンションセンター 他
http://www.congre.co.jp/50jscrt/index.html

H29/2/16~H29/2/18
日本角膜学会 第41回日本角膜学会総会
福岡県・アクロス福岡
http://www.congre.co.jp/cornea2017/

H29/2/16~H29/2/18
日本不整脈心電学会 第9回植込みデバイス関連冬季大会
大阪府・グランフロント大阪
ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター
http://new.jhrs.or.jp/device/

H29/2/17~H29/2/18
日本糖尿病学会 第51回糖尿病学の進歩
京都府・国立京都国際会館
http://www2.convention.co.jp/51shimpo/index.html

H29/2/17~H29/2/18
日本消化管学会 第13回日本消化管学会総会学術集会
愛知県・名古屋国際会議場
http://www.keiso-comm.com/13jga/index.html

H29/2/17~H29/2/18
日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会
第34回日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会総会
愛知県・名古屋観光ホテル
http://www.congre.co.jp/jsscr34/

H29/2/18~H29/2/19
日本カプセル内視鏡学会 第10回日本カプセル内視鏡学会学術集会
愛知県・名古屋国際会議場
http://www.keiso-comm.com/jace10/index.html

H29/2/23~H29/2/24
日本静脈経腸栄養学会 第32回日本静脈経腸栄養学会学術集会
岡山県・岡山コンベンションセンター 他
http://www.med-gakkai.org/jspen2017/

H29/2/24~H29/2/26
日本獣医師会 平成28年度 日本獣医師会獣医学術学会年次大会
石川県・石川県立音楽堂 他
http://jvma2017.umin.jp/

H29/2/24~H29/2/25
日本環境感染学会 第32回日本環境感染学会総会・学術集会
兵庫県・神戸国際会議場 他
http://www.congre.co.jp/32jsipc/

H29/2/24~H29/2/25
日本人工関節学会 第47回日本人工関節学会
沖縄県・沖縄コンベンションセンター 他
http://www.congre.co.jp/jsra2017/

H29/2/27~H29/3/1
日本心臓血管外科学会 第47回日本心臓血管外科学会学術総会
東京都・グランドニッコー東京 台場(旧ホテルグランパシフィック LE DAIBA)
http://www2.convention.co.jp/jscvs47/index.html

 

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4. 今月の編集後記 by 微
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今回は柔らかい(=ソフト)お話を。

わたしが学校で物理を学んでいた時には
いわゆるソフトマター物理という括りで
の講義はありませんでした。
しかし,最近になってソフトマターに
関する話を聞いたり,業務で必要があり
ソフトマターの動粘性を調べることが
ありました。

ソフトマター物理,そのまま柔らかい
物質を扱う物理ですね。
高分子やコロイド,液晶などが入ります
ので,感覚的に「柔らかい」の意味は
通じますが,粘弾性を持つ物質という
言い方で良いでしょうか?
単純な流体としては扱えず,かといって
堅く長距離秩序を持つ固体でもない
という感じですね。
マクロなスケールでの秩序はないが
メゾスコピック(マクロとミクロの
中間域)には秩序を持つ,というの
でしょう。
中間スケールの長さというパラメータが
動的特性を記述するときに重要となる
そうです(伝聞です,きちんと考えて
いませんので。)

昔話ですが,わたしが学生の頃に凝縮系
物理という言葉が一般的になったように
感じます。凝縮系という名称は以前から
あったはずですが,当時使っていた教科
書は固体物理とかSolid state physics
など固体(=堅い)のみ扱っているもの
が多かったです。それが凝縮系物理
(Condensed matter physics)となると
堅い凝縮系ばかりでなく柔らかい凝縮系
(=ソフトマター)も視野に入ってきます。

当然その頃でも現在で言うソフトマター
の物理を研究されていた先生も身近に
いらっしゃいましたが,脚光を浴びると
言うほどではなかったように記憶して
います(失礼ですが・・・)

ソフトマターという言葉が一般的になっ
たのは,1991年のノーベル物理学賞が
ソフトマター物理の理論研究(仏の
ドジャンヌ)に与えられて以来だそうで,
わたしが卒業した後でした。

ソフトマター物理の参考書をぱらぱらと
めくると,秩序パラメータとか対称性の
やぶれやら,学生当時理解できなくて
うんうん言っていたような言葉が並んで
います。(今も理解したとは言えません
けど!)
こうした系を扱う物理も魅力的だなぁ,
と思うことしきりです。

また,ソフトマター物理と生物物理は
密接に繋がっているようですから,
読者の皆さまには近しい物理なのかも
しれませんね。


それでは今月はこの辺で。

来月号をどうぞお楽しみに!


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