刺鍼練習台VI型

刺鍼練習台VI型:W65901
刺鍼時の深さ感覚や筋組織の硬さ感覚,筋膜の抵抗感をつかむための練習器です。
- 刺鍼部は硬さの異なる4層のゲル体。
- アクリルケース入
採用実績校での具体的な使用時期と対象
- 導入されている大学では新入生(5月~7月)に使用しています。
- 使用する講義名は鍼灸技術学です。
- 鍼を人体に刺入する前段階の刺鍼訓練教材としてご利用いただいています。
付属パーツ

付属パーツの使い方
硬質ゴムシート
【目的】
- 硬い材料に鍼を突き通す訓練のため使用します。
- 古くから鍼の刺鍼練習方法として、”固物通し”という刺鍼訓練法がありました、そのひとつです。
【方法】
- 刺鍼練習台の一層目に置いて使用したり、一層目と二層目の間に挟んで使用します。
穴あきシート
【目的】
- 経穴の反応を正確に捉え、反応部に正確に刺鍼する基礎訓練のため行います。
【方法】
- シートは大・中・小の3つの孔があいています。
- 刺鍼するゲルの刺鍼部から第一層目と第二層目の間に挟み込み使用します。
- 刺鍼前第一層目表面から触診し穴の位置を触診で確認した後、刺鍼し、シート孔部分を鍼が貫通するようのに刺鍼します。
- 小さい孔ほど貫通するのが難しくなります。
厚手・薄手シート、薄紙
【目的】
- 刺鍼練習台のゲルの間に挟み込んで使用します。
- 筋膜をイメージした刺鍼時の感覚訓練に使用します。
【方法】
- 挟み込む枚数で刺鍼感覚が異なります。
- 一枚の紙でも鍼先がとらえた感覚が解るように練習します。
- 薄紙を貫かずに留置したり、貫いた瞬間の感覚をつかむ訓練をします
どのような用途で使うのか?
- 人体に刺鍼する前に鍼の基礎技術を習得する目的で使用します。
※ 鍼の基礎技術とは刺鍼する物に鍼を垂直に刺鍼できる,刺入深度が正確に把握できる等の安全に刺鍼できる為の基礎技術をいいます。 - 刺鍼する鍼を介して,刺鍼した物の硬さ・軟らかさ(粘弾性)を感覚できる技術を習得します。
※ これにより人体に刺鍼した時の筋緊張変化,経穴の反応(得気)等を的確に捉える事ができるようになります。
付属品
- ゲル体4層
- 発砲ポリエチレンマット
- 硬質ゴムシート
- 穴あきシート
- 厚手シート
- 薄手シート
- 薄紙
- ※ ゲル層は1枚1枚硬度を変えています。(90mm×60mm×7mm)
- ※ 硬質ゴム。(90mm×60mm×3mm)