プランク定数実験器
本実験器は,プランク定数を測定する為に使います。これ1台で実験ができます。
測定は,光電管内で放出される光電子による電流を,阻止電圧法と呼ばれる方法で0にすることで,光電子の運動エネルギーを見積もることにより行います。誤差<5%。 本実験器は,光電管,阻止電圧を測定する電圧計,光電子電流を測定するnA電流計,LEDの電源供給部からなります。付属する5個のLEDは,波長がそれぞれのケースに書かれています。またLEDの発光強度は0~100%まで任意に変えられます。光電管はセシウムが表面に塗られた陰極と,輪状の陽極で出来ています。機器に電源をつなぐと,陽極-陰極に電圧がかかります。この電圧は2つのロータリーノブ(租調整と微調整)で制御できます。 機器の電源はACアダプターで供給されます。 測定・データ解析を含め約1時間程度で実験が完了します。
- 光電管:1P39型,Cs(セシウム)使用
- 電圧計:3と1/2桁液晶表示,精度:0.5%(典型値)
- nA電流計:3と1/2桁液晶表示,精度:1%(典型値)
- LED:472nm,505nm,525nm,588nm,611nm
本製品を使った実験の解説
プランク定数
製品マニュアルの記載言語:日本語,英語,ドイツ語