インプラント周囲の軟組織で考慮すべき事
全巻セット:W63757
ウリ・グルンダー:W63758
バートン・ランガー:W63759
ウリ・グルンダー:W63758
バートン・ランガー:W63759
2013年10月にフィラデルフィアで開催された第99回アメリカ歯周病学会年次総会での講演の中から特に注目を集めた内容について紹介しています。この講演のテーマは,「インプラント周囲の軟組織で考慮すべき事」です。インプラントを埋入するのに一番困難な位置は,未だに審美領域です。骨と軟組織を扱う適切な技術により,長期的に維持される補綴物の審美的な効果をより良くすることができます。そして口腔内に自然となじみ,隣接歯牙と同じ様にインプラント周囲の歯肉から萌出している様に見えるようになるのです。この講演では最終補綴物が審美的な結果に影響する,インプラントを取り巻く様々な臨床的状況について紹介しています。
プログラムトラック:
- 歯周形成
- 口腔再建外科
教育目的:
- 骨造成と軟組織造成の異なる術式とそれらの生物学的な限界を知る。
- インプラント埋入時の組織移植の順序を明示する。
講演者:
- Ueli Grunder ウリ・グルンダー
- Burton Langer バートン・ランガー
監訳:
梅津 清隆(都内開業医,ロマリンダ大学歯学部インプラント科アシスタントプロフェッサー,ABOI:米国インプラント学会認定医)
*日本語吹替版
*指導・解説・協力者等の所属は発売時点のものです
W63758 ウリ・グルンダー
- 補綴治療の手順(軟組織マネージメント)
- 2ピースクラウン/1ピースクラウン
- 隣接歯間(インプラントと天然歯/インプラントとインプラント)
- 唇側
- 生体的な背景と限界
- インプラント即時埋入時の軟組織グラフト
- 遅延即時インプラント埋入とGBR
- GBR: 臨界サイズの骨造成
- 長期にわたる審美的な結果
- 段階的方法(ステージドアプローチ)
- コンビネーション
- 軟組織移植
- 全層弁(Full flap Technique)
- インレーグラフト(Inlay Graft Technique)
講演者:
Ueli Grunder ウリ・グルンダー
チューリッヒ大学で医師免許を取得し,歯科補綴を同大学で習得。現在はチューリッヒで開業,歯科インプラントの補綴および外科的な内容の研究,そして国内外での講演活動を行っている。
収録時間:76分
W63759 バートン・ランガー
- 上皮下結合組織移植の発表に至る経緯
- 結合組織移植の症例
- 欠損部に移植をした症例の手順
- 天然歯根面被覆の症例
- インプラント周囲の被覆の症例
- 抜歯即時インプラント埋入,骨移植,結合組織移植の症例
- 自発的に回復する歯肉形成
- アマルガムタトゥーに起因する欠陥の修正
- 以前のインプラント治療の結果でできた見苦しい欠損の修正
- 軟組織での垂直的造成
- 上皮下への有頚被弁,垂直高さ,歯間乳頭の再建
- Flapless 無剥離法/submarginal flap 辺縁下剥離
- 隣在するインプラント
- <質疑応答>
講演者:
Burton Langerバートン・ランガー
学位をタフツ大学で取得しボストン大学で歯周病専門医課程を終了,ニューヨークのマンハッタンで開業している。表皮下への軟組織移植や,他の様々な手法の権威でもある。
収録時間:78分