月刊メールマガジン2014年3月号

2014年03月25日 (火曜日)

2014

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◆ 3Bサイエンティフィック 月刊メールマガジン 2014/3/25 ◆
/ vol.105
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今月号の内容:
┌目次───────────────────────────────┐
1. 新製品のご案内 ~ CVC/気道管理シミュレーター
2. 先生のコラム 「時間の物差し」~譲り合い~
帝京平成大学教授 竹内京子先生
3. 月刊学会情報
4. 編集後記
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1. 新製品のご案内 ~ CVC/気道管理シミュレーター
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医療シミュレーター > 血管カテーテル
■心臓カテーテルシミュレーター
触診可能なランドマークを適切な位置に備え , 実際のように
挿入部位を特定できます。また皮膚カバーを取り外すことで
内部の筋組織や,静脈や動脈などの位置を観察できます。
皮膚カバーを装着した状態では実際にイントロデューサーを
挿入することが可能で,生体にきわめて近い感触を得られます。

価格:219,240円
※3月31日までご注文なら → 203,700円
(15,540円お得!)
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医療シミュレーター > 気管挿管・二次救命
■輪状甲状間膜切開シミュレーター
輪状軟骨と甲状軟骨を備えており,頚部を過伸展した状態で
喉頭隆起が確認できます。気道は本体の上部から下部へと完全に
貫通しているので,切開後の探り針とカニューレの位置を確認
できます。実物大のため,カニューレを安全な位置に固定する
ための留め具の使用も可能です。

価格:181,440円
※3月31日までご注文なら → 169,050円
(12,390円お得!)
/simulator/als/w44016.htm?mmail&m

お問合せはどうぞこちらへ : メール  mag_3b@3bs.jp
フリーダイヤル(ユーザー様専用) 0120-300-056

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2.先生のコラム
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「時間の物差し」
~譲り合い~
帝京平成大学教授 竹内京子先生

ソチ滞在中の経験をひとつ。
ホテルの送迎用のワゴン車を交渉の結果、運転手つきで
借りることができたのは幸運でした。ロシア語は全く???
な私たち8名が最初に取り組まなくてはならなかったのが、
オリンピック会場に出入りするための通行証を手に入れる
事でした。
必ず現地のどこかの申請事務所に赴いて通行証を手に入れ
なければどこにも行けません。
空港の出口にそれらしき窓口があったと気が付いたのは、
後になってから。
それでホテルのワゴン車をチャーターして、40km離れた
空港に出向くことになりました。
案内書による所要時間は40分でした。
ソチでは、地方道も建設途上の高速道路もどちらも殆どが
対面通行でありました。中央分離車線の色は「白」です。
最初は本当にヒヤヒヤでした。タイミングを見計らって、
対向車が来ないうちに、猛スピードの上にさらに加速して
追い抜いて行くのは、ジェットコースターに乗っている気分。
でも、運転手が平然と運転をしている様子を見ているうちに
我々も落ち着いて周囲を観察するゆとりができました。
一番びっくりしたのは、片側一車線の高速道路で両車線とも
結構数珠つなぎ状態で車が走っている中での、追い越し追い
越され。これは絶対に日本では考えられない光景でした。
突然、対抗車線の大型バスが、前の大型バスの追い抜きを
始め、次の瞬間、我々の目の前に大型バスが・・・という
光景では、一瞬何もわかりませんでしたが、ぶつかること
なく、道路に擦れ違い成功し、追い抜きも成功。
一瞬何がなんだかわからなかったけれど、2車線の道路に
一瞬3台が並んだ状態になってもどの車もクラクションを
ならすわけでなく、何事もなかったかのように平然と運転
し続けていくのでした。
当然我々の車も、同じように前方の車を追い越していき、
40分かかるはずの所要時間が20分だったというわけです。
どうやって、追い抜きをしていたのかとよく見ていたら、
追い越しを掛ける雰囲気というか合図みたいなのがあって、
後ろの車が「追い抜くぞ、追い抜くぞ」という雰囲気を
出したら、その動きを認知した前の車と、対向車は、
それぞれに路側帯側に少し車を寄せて走ることで、中央に
一車線分、つまり、白線のど真ん中を大型バスがすり抜けて
いくスペースができあがるわけです。
通常では緊急車両がやってきたような状況ですね。
まずは、日本では見られない車の譲り合いの精神と、運転
技術の素晴らしさを経験できたのはよかった・・・そして、
事故が起きなかったことに感謝。
では、また来月。

<ご意見をおきかせ下さい>
▽竹内先生へのご意見・ご感想や、コラムで感じたこと、
また先生にお聞きしたいことなどもお送りください。
宛先は mag_3b@3bs.jp まで。 お待ちしてます!

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3.月刊学会情報
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3月出展予定
・日本解剖学会 第119回日本解剖学会総会・全国学術集会
期間:H26/3/27~H26/3/29
場所:栃木県・自治医科大学キャンパス

<お知らせ>
学会期間中、このメルマガのヘッダー(1枚目)を
印刷してお持ち頂いた読者様には特別に弊社
オリジナルクリアファイルを5枚プレゼント!
新作模型のほか、プレパラート、解剖ソフトウェアを展示します!
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4月出展予定
・日本形成外科学会 第57回日本形成外科学会総会・学術集会
期間:H26/4/9~H26/4/11
場所:長崎県・長崎ブリックホール 他

・日本内科学会 第111回日本内科学会総会・講演会
期間:H26/4/11~H26/4/13
場所:東京国際フォーラム

・日本産科婦人科学会 第66回日本産科婦人科学会学術講演会
期間:H26/4/18~H26/4/20
場所:東京都・東京国際フォーラム

弊社(日本スリービー・サイエンティフィック)は
上記学会・展示会にに出展予定です。 是非この機会にお越しくださいませ。
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H26/4/2~H26/4/6
日本眼科学会 第118回日本眼科学会総会
東京都・東京国際フォーラム、帝国ホテル

H26/4/3~H26/4/5
日本外科学会 第114回日本外科学会定期学術集会
京都府・国立京都国際会館・グランドプリンスホテル京都

H26/4/10~H26/4/13
日本放射線技術学会 第70回日本放射線技術学会総会学術大会
神奈川県・パシフィコ横浜

H26/4/10~H26/4/13
日本医学物理学会 第107回日本医学物理学会学術大会
神奈川県・パシフィコ横浜

H26/4/10~H26/4/13
日本医学放射線学会 第73回日本医学放射線学会総会
神奈川県・パシフィコ横浜

H26/4/11~H26/4/13
日本小児科学会 第117回日本小児科学会学術集会
愛知県・名古屋国際会議場

H26/4/12~H26/4/13
日本歯科理工学会 第63回日本歯科理工学会学術講演会
東京都・タワーホール船堀

H26.4.13
日本臨床内科医会 第31回日本臨床内科医会総会
東京都・東京商工会議所

H26/4/14~H26/4/15
日本呼吸器内視鏡学会 第37回日本呼吸器内視鏡学会学術集会
京都府・国立京都国際会館

H26/4/17~H26/4/18
日本静脈学会 第34回日本静脈学会総会
沖縄県・万国津梁館

H26/4/17~H26/4/18
日本手外科学会 第57回日本手外科学会学術集会
沖縄県・沖縄コンベンションセンター

H26/4/17~H26/4/19
日本脊椎脊髄病学会 第43回日本脊椎脊髄病学会学術集会
京都府・国立京都国際会館

H26/4/17~H26/4/19
日本心エコー図学会 第25回日本心エコー図学会学術集会
石川県・石川県立音楽堂

H26/4/23~H26/4/26
日本消化器病学会 第100回日本消化器病学会総会
東京都・東京国際フォーラム

H26/4/24~H26/4/26
日本リウマチ学会 第58回 日本リウマチ学会総会・学術集会
東京都・グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール

H26/4/24~H26/4/27
日本泌尿器科学会 第102回日本泌尿器科学会総会
兵庫県・神戸国際会議場

H26/4/24~H26/4/26
社団法人日本病理学会 第103回日本病理学会総会
広島県・広島国際会議場他

H26/4/24~H26/4/26
日本内分泌学会 第87回日本内分泌学会学術総会
福岡県・福岡国際会議場、福岡サンパレス

H26/4/25~H26/4/27
日本呼吸器学会 第54回日本呼吸器学会学術講演会
大阪府・大阪国際会議場

H26/4/26~H26/4/27
日本臨床皮膚科医会 第30回日本臨床皮膚科医会総会・臨床学術大会
神奈川県・パシフィコ横浜 会議センター

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4.今月の編集後記 by ゆたか
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3月は年度末で何かと忙しく、いろいろ考える時期でもあります。
また、4月から新しい事を始める為の準備時期ではないでしょうか。
先日あるテレビ番組で、10数年ぶりに活動を再開するバンドの
ボーカルの人が再開の動機を語っておられました。
「支えてくれたファンの方に~音返し(恩返し)~をする為に」
「音返し」なんて、すごく洒落た言葉に感動しました。
3月11日に、社内全員で東日本大震災に対し、黙とうをしました。
発生より今年で3年目なのですが、私自身が黙とうをしたのは
今回が初めてでした。過去2回とも日本にいなかった為ですが、
私の生活を変える出来事だったにも関わらず、黙とうを捧げる
気持ちを2回忘れていた事に愕然としました。
人間の想像できる事・物は、物質的、時間的問題が解決できれば、
全て実現可能であると言われています。
私ひとりの力など、ちっぽけなものですが、何か為になる事は
ないのか、と考える今日この頃です。

それでは今月はこの辺で。
来月号をどうぞお楽しみに!