『3B月刊メールマガジン 2月号 』vol.151

2018年02月25日 (日曜日)

2018

□■—————————————————■□
DVDで高齢者看護技術を学ぶ

『3B月刊メールマガジン 2月号 』vol.151

■□—————————————————□■
今月号の内容:

┌──【目次】──────────────────┐

1. 新製品のご案内
~高齢者看護技術を学ぶDVD映像教材~
2. 先生のコラム「時間の物差し」
~エスカレーター渋滞~
(一財)健康教育学研究所 所長
元帝京平成大学教授 竹内京子先生
3. 月刊学会情報
4. 編集後記
└────────────────────────┘

——————————————————-
1. 新製品のご案内
~高齢者看護技術を学ぶDVD映像教材~
——————————————————-

■老年看護援助技術シリーズ 全10巻セット
今後ますます増加する高齢患者に対し
看護師が必要とする、知識・技術を
高齢者に代表的な各障害別にくわしく
映像で解説。
加齢による生理的変化・精神的変化・
心理的変化を理解し、具体的な事例を
もとに実際の援助技術を紹介します。
全10巻セットの内容
・高齢者の生理機能の変化
・高齢者の心理社会的変化
・脳神経系の障害を持つ高齢者への援助技術
・循環器の障害を持つ高齢者への援助技術
・呼吸器の障害を持つ高齢者への援助技術
・運動器の障害を持つ高齢者への援助技術
・皮膚障害を持つ高齢者への援助技術
・認知機能障害を持つ高齢者への援助技術
・コミュニケーション障害を持つ高齢者への援助技術
・睡眠障害を持つ高齢者への援助技術
全10巻セット 300,000円+税
各巻分売 30,000円+税
/soft/care/w81092.htm?mmail&m

■日常生活における高齢者のヘルスアセスメント 全5巻セット
看護師との会話、集団での食事、
衣服の選択など高齢者が日常生活に
おいて普段行なっている生活行動を
場面ごとに再現しています。
詳細に再現した生活場面から、どの
ような観察が出来るかを「フィジカル」
「メンタル」「認知」の三つの視点
から解説し、的確なアセスメントを
するための観察力を身に付けることを
目標とした映像教材です。
全5巻セットの内容
・入居初期からの面談を看る
・面談での対応の変化を看る
・食事場面を看る
・整容場面を看る
・退居前場面を看る
全10巻セット 150,000円+税
各巻分売 30,000円+税
/soft/care/w81103.htm?mmail&m

┏▼お問合せはどうぞこちらへ
メール:mag_3b@3bs.jp
フリーダイヤル(ユーザー様専用)0120-300-056

——————————————————-
2. 先生のコラム
——————————————————-
「時間の物差し」
~エスカレーター渋滞~
(一財)健康教育学研究所 所長
元帝京平成大学教授
竹内京子先生

人はなぜ、エスカレーターで歩いてしまうのか?
最寄り駅のホームではエスカレーター
に立つ老若男女の1/3~2/5ぐらいが
歩いている印象です。
ゆったりと立っている人のほうが多い
のですが、動いている方がじっとして
いるよりも目立つので、みんな歩いて
いるように見える。
そして、歩いている人が幅を利かせて
いるのが、エスカレーター。
省エネで歩きつつ、所要時間も短縮
したい、じっと立っているのは時間が
もったいない、他の人より前にでたい、
などの思いがあるのでしょうか。
帰宅時間帯は、昼間の仕事のストレス、
満員電車に押し込められていた反動から
一刻も早く、自分の空間に戻りたい、
という精神的解放感を求める本能が
エスカレーターや階段への殺到を呼び
込むのかとも思うこともあります。
エスカレーターの蹴上(けあげ)は、
通常の階段よりも少し高いので、
筋トレ代わりに歩くという人もいます。
いつもと違う筋肉を使って体を持ち上
げるのは良いことかなとは思いますが、
これは目的外の使用ですね。
私の場合は、単に楽をしたいからエス
カレーターに乗るのであって、大抵は
のんびりしております。が、疲れて
おらず、階段を使いたい気分なのに、
エスカレーターしか移動手段がなかっ
た時には、エスカレーターの上を歩く
ことが多いです。
別に速く行きたい、という思いがでる
わけではなく、単に身体を動かしたい
と脳が思うのか、目の前の段差に反応
してしまうよう・・です。
足元の段差を見続けていくうちに、
なぜだか、足が勝手に前に出てしまい、
後から、骨盤筋トレしてしまった・・
と思う時があります。
しかし理由はなんであれ「動く階段」
をせわしなく歩くのは危険です。
エスカレーターの蹴上の高さは普通の
駅の階段より少し高く、踏面は奥行き
が広いので、いつもの階段の上り下り
とは少し感覚が変わります。
そのため、久しぶりにエスカレーター
に乗った人、後ろから急かされて歩く
人は蹴躓かぬ様に要注意です。
本当に急ぐ必要がある場合は、自力で
階段を使うのが一番確実です。
もし、エスカレーターのスピードを
有効に生かして、速く上に行きたい
ならば、一番に乗る必要があります。
二番以降になると、安全面はもちろん
ですが、時間的にもそんなにお得では
ないと思います。
エスカレーターでは、どんなに急いで
駆け上がってきたとしても、降りる
直前は誰もが歩みを止めて身体の移動
をエスカレーターに任せます。
これは、そうしないと動いていない床
に足をついた途端につんのめることを
知っているからです。
で、その次はどうなるか。先頭に続き、
後の人たちもそれぞれの場所で順々に
立ち止まり、最後尾の人は、一つ目の
踏面を踏んだとたん、立ち止まること
になります。
この現象は高速道路の「トンネル渋滞」
や「交通集中渋滞」と同じでどこかで
誰かがブレーキをかけると、その後が
渋滞するということがエスカレーター
の前でも起きるわけです。
前の人に続きながら立ち止まられても
ぶつからないためには、車間をあける
がごとく、人と人との間隔をあける
必要があります。
踏面上に動かない状態で運ばれて行く
人数はほぼ踏面の数に等しいですが、
歩行者がいる側は、歩行速度を上げる
人が増えるほど、人間の間隔が広がる
ため、単位時間当たりの運搬人数は
増えるどころか減る、というおかしな
現象が生じます。
斯くして、追い抜き側後方の歩行者は、
空いていればよいのですが、混んで
いる時は、立ち止まっているのとたい
して違わないということになります。
最期に、日本のエスカレーターでは
歩行は禁止行為なのをお忘れなきよう!
では、また来月。

<ご意見をおきかせ下さい>
竹内先生へのご意見・ご感想、コラムで感じたこと、
先生にお聞きしたいことなどもお送りください。
┏▼宛先は、
mag_3b@3bs.jp
まで。お待ちしてます!

——————————————————-
3. 月刊学会情報
——————————————————-
3月出展予定
・日本助産学会 第32回日本助産学会学術集会
期間:H30/3/3~H30/3/4
場所:神奈川県・パシフィコ横浜
分娩介助モデルや内診練習モデルを展示します!

・日本解剖学会 第123回日本解剖学会全国学術集会・総会
期間:H30/3/28~H30/3/30
場所:東京都・日本獣医生命科学大学・日本医科大学
人気の解剖模型、プレパラートなどを展示します!
<日本解剖学会ご参加の方へ>
学会期間中、弊社展示ブースにお越しください!
読者の方に特別に弊社解剖クリアファイルを
5枚プレゼントいたします!

ご希望の方は展示担当者に「メルマガ読者」とお伝え下さい。
(今年も新作クリファイルを製作中です。お楽しみに!)

弊社(日本スリービー・サイエンティフィック)は
上記学会・展示会に出展予定です。 是非この機会にお越しくださいませ。
——————————————————-
H30/3/1~H30/3/2
日本喉頭科学会 第30回日本喉頭科学会総会・学術講演会
高知県・ザ クラウンパレス新阪急高知

H30/3/2~H30/3/3
日本病院総合診療医学会 第16回日本病院総合診療医学会学術総会
大分県・別府国際コンベンションセンター

H30/3/8~H30/3/9
日本腹部救急医学会 第54回日本腹部救急医学会総会
東京都・京王プラザホテル

H30/3/15~H30/3/18
日本脳卒中学会 第43回日本脳卒中学会学術集会
福岡県・福岡国際会議場 他

H30/3/22~H30/3/24
日本衛生学会 第88回日本衛生学会学術総会
東京都・東京工科大学蒲田キャンパス

H30/3/23~H30/3/25
日本発達心理学会 日本発達心理学会第29回大会
宮城県・東北大学川内北キャンパス

H30/3/27~H30/3/29
日本細菌学会 第91回日本細菌学会総会
福岡県・福岡国際会議場

H30/3/28~H30/3/30
日本生理学会 第95回日本生理学会大会
香川県・サンポートホール高松

——————————————————-
4. 今月の編集後記 by えん
——————————————————-

初めて娘(小3)の授業参観に行ってきました。
授業は音楽でした。
リズムを手拍子で叩く、リコーダー、
合唱という内容。
最後は先生が気を利かせてくれて、
「せっかくお家の人が来てくれているので
そっちを向いて歌いましょう」と。
ちょうど私の目の前が娘になりました。
私をチラチラ見ながら、恥ずかしそうに歌う娘。
こちらが恥ずかしくなって、直視できませんでした。
先生の話をしっかり聞く、先生の
指示通りに動くなど、ただ、普通に
授業を受けている姿を見るだけでも
とっても新鮮でした。
また機会があれば行きたいと思います。

それでは今月はこの辺で。
来月号をどうぞお楽しみに!