月刊3B 2020年12月号 vol.185

2020年12月25日 (金曜日)

2020

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  月刊3B 2020年12月号 vol.185

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今月号の内容:

┌──【目次】──────────────────┐
  
 1. 注目製品のご案内
  オンライン聴診プログラム「SAM Online」
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 2. 先生のコラム「時間の物差し」
  ~遺伝情報の発現~
  (一財)健康教育学研究所 所長
  元帝京平成大学教授 竹内京子先生

 3. 編集後記
 
└────────────────────────┘


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2. 先生のコラム

「時間の物差し」 

 ~遺伝情報の発現~ 

(一財)健康教育学研究所 所長
 元帝京平成大学教授 
 竹内京子先生

仰々しいタイトルにしてみましたが、
お気楽にお読みください。

先日、施設でお世話になっている母が、
若いころ亡くなった母の妹、つまり
私にとっては叔母と私を誤認したこと
から、久しぶりに、私の中に伝わって
いる遺伝情報の発現箇所を形態学的に
見直してみようと思ったので、こんな
タイトルになりました。

母は認知症ではありませんが、マスク
で覆われ、「眼」だけしか見えない
私の顔を見ているうちに、母方の
祖父の眼と似ている私の顔が重なり、
一瞬錯誤したようでした。

私は白黒写真の女学生時代の叔母の
顔しか知りませんが、中学生の頃、
何度か雰囲気が叔母に似ている、と
言われたことがあったので、多少は
どこか似たところがあるのかも、と
軽く思っていたぐらいですが、今回
のマスク着用のおかげで、ようやく
亡き叔母との具体的な共通点が、
母方の祖父の「眼」にあったと
確認ができて、すっきりした気分
になりました。

祖父の、眼を開けたときの形状が
母を通して私に伝わっていたわけです。
母は、眼と顔の輪郭以外、寝ている
時の眼、鼻と口などは、祖父似の
ようです。

このように書くと、私は「母親似」
と思われるかもしれませんが、幼少
のころから中年になるころまでは、
自他ともに、私は父方の祖母や父の
姉妹たちとそっくりだと思い、また
言われてまいりました。
しかし、それが中年を過ぎたころから
急に、母の知人たちから、お母さんに
そっくりになったねと言われ、頻回に
会う方からは「ますます似てきたね」
とも言われ、その都度祖父母の写真
を眺めたり自分の顔を見直したり
していますが、なかなか自分では
よく分かりません。

さて、私は、両親のどちらに似て
いるのでしょうか。
答えは、父方、母方の遺伝子が、
身体の構造の中にモザイクのように
出現しているので、一言では答え
られない、どちらにも似ている、
というのが正解かもしれません。

細かく部位別に見るとしたら、
一つは骨格全体と頭蓋(頭部と顔部)、
骨盤、手足など局所の形状とその
表層を覆う皮膚や皮下組織、筋など
の付き方でしょうか。

一つ一つについて、母方か父方かで
分けていけば、おのずから一か所
1ポイントとして父方母方どちらが
優勢か、が分かります。

顔部は、正面からのみならず、
側面からも見てください。
頭部は後方や上方からみることも
必要です。
さらに眼は、開眼時と閉眼時の
両条件で評価してみてください。

私の場合、骨盤部は母方で、
末梢の手足の骨の形状は父方。
特に手は、父方の祖母の骨格の
特徴を持っています。

祖母の見舞いに行った帰り際に握手を
したとき、その手を見て、自分の手が
もう一人の自分の手と握手している
という不思議な感覚に陥った記憶が
今も鮮明に残っています。
この祖母の手の骨格は、妹を通して、
その息子と孫たちに伝わっています。
獲得形質は優性遺伝すると習ったけど
確かにみんな同じ手をしています。

顔の正面観は、輪郭と鼻と口、
それに頬の形状が父方の祖母や
叔母たちにそっくり、しかし、
側面観は母と瓜二つ。
これがあるため、見る人の角度に
よって、私の顔の評価が変わると
いうことなのでしょうね。
これは非常に興味深いことです。

骨盤部の後姿がそっくりなのは、
面白いです。
妹は嫌がっていましたが。
母と祖母と私たち姉妹がおんなじ形。
漫画チックで面白かったです。

ちなみに、父の骨格は兄弟姉妹
全員そっくりで、さらに父は彼の
父方の従兄弟とそっくりでした。
というわけで、今回は私の身体に
現れたモザイク模様の遺伝状況を
簡単にまとめてみました。

では、また来年もよろしくお願い申し上げます。

<ご意見をおきかせ下さい>
竹内先生へのご意見・ご感想、コラムで感じたこと、
先生にお聞きしたいことなどもお送りください。

┏▼宛先は、
mag_3b@3bs.jp
まで。お待ちしてます!


3. 今月の編集後記 by 岩子

今年はわが家も今までとは大幅に
違う過ごし方を余儀なくされた
一年間でした。

<前年比大幅減>

新幹線乗車回数。9割以上減。

確か去年の1月に高御座や御帳台の
一般参観ついでに親元へ帰ったのが
最後です。
その後、親からは「感染するから」
と固く帰京禁止令が出ております。

友人たちとの飲み会も1月が最後、
医療関係従事者もいるので飲み会
という言葉は禁句になりました。

夏頃からはファンデーションや
メイク落としがほとんど減らなく
なりました。
暑くてメイクはドロドロ溶けるし
ファンデーションがマスクに
べったりつくのに耐えきれず、
アイメイク以外はスパッと
やめました。

そうしたノーメイク隠しに役立つ
だけでなく、寒くなってからは
マスクをつけた方がほんのり暖かく
快適なので、今やマスクは感染予防
というよりも、メガネのように
「顔の一部」と化しています。

<前年比大幅増>

冷凍食品購入数。

お弁当に入れる冷凍食品以外は、
あまり買ったことがなく、
この分野は疎かったのですが、
テイクアウトからヒントを得て、
冷凍ピザや餃子などいろいろ開拓
してみたところ、結構、美味しい
ものが多いことに気づきました。
又、両親への贈り物をきっかけに
自分でも食べてみたいと思い、
地場産のホッケやカレイ、キス
など冷凍干物も活用するように
なりました。

長電話(ビデオ通話も)。

もともと電話は長い方でしたが、
親や叔母や友達と会えない分倍増し、
何時間も話し続けていたようです。

そのため、気づけば早くも一年が
過ぎ去ろうとしています。

来年、少しは状況が好転することを
切に祈っております。

皆さま、年末年始も無事お過ごし下さい。

それでは今月はこの辺で。

来月号をどうぞお楽しみに!