月刊3B 2021年4月号 vol.189

2021年04月27日 (火曜日)

2021

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 『乳児看護トレーニングモデル』

  月刊3B 2021年4月号 vol.189

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今月号の内容:

┌──【目次】──────────────────┐
  
 1. 注目製品のご案内
  看護トレーニング用乳児モデル

 2. 先生のコラム「時間の物差し」
  ~カタカナと発音~
  (一財)健康教育学研究所 所長
  元帝京平成大学教授 竹内京子先生

 3. 編集後記
 
└────────────────────────┘

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1. 新製品のご案内

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2. 先生のコラム

「時間の物差し」 

 ~カタカナと発音~ 

(一財)健康教育学研究所 所長
 元帝京平成大学教授 
 竹内京子先生

文科省(国)の指導のもと、今では
小学生から英語の授業が入ってきて
います。
そして、社会には外来語で溺れそうな
くらい、カタカナ語が氾濫しています。

先日のある新聞の投書欄には、
カタカナ語の意味を誤解していた
という話が載っていました。
その方は、「ダイバーシティ」という
文字を読んだ時、ダイバーがたくさん
居る街だと思ったそうです。確かに。

私は、新しくなった「お台場地区」の
今風の呼び方の事だと思っているの
ですが、どうも二重の意味がある
みたいだと最近気が付きました。
台場地区が再開発され、新しい
都民の憩いの場としてオープンして
かなり経ったころですが、教え子の
お兄さんがショーダンサーの一員
としてステージに出るという事で、
親御さんから招待されてお台場に
出向いた事がありました。

電車で行ったのは2回しかないので、
お台場のどこの駅だったか覚えて
いないのですが、地図を片手に
きょろきょろしながら歩いていたら、
大きなビルの壁に「Diver City Tokyo」
という文字が張り付いているのが
目に入りました。

その瞬間に、お台場とかけて
ダイバーシティか、海辺の街だし、
単純だけど面白い、と思い、同時に
そのロゴは「お台場シティへようこそ」
という歓迎の言葉だと勝手に思い込ん
でいたのでした。

新聞で読んだ方が、どちらの
「ダイバーシティ」の事を指して
いるのか、分かりませんが、一方は
「多様性」という言葉で、もう一方は
お台場にある商業施設名です。

英語表記はDiver Cityなので、
潜水する人の街、と訳しても
間違いではないと思っています。

DiverとDiversity のDiverは、元々
由来が違って、発音が違っていました。
Diverの「Di」は「dai」と発音し
日本語でもそのまま「ダイバー」と
使ってます。
 
Diversity の「Di」はラテン語由来で、
本来は「di」発音が、世界中に広まる
につれ、変化して「ダイヴァーシティ」
と発音する人たちが増えてきたらしい。
ちなみに日本語では、「V」の発音を
「B」に置き換えてしまっています。

つまりDiversity には「Di」読みと、
「Dai」読みの二通りがあり、最近の
日本では、「V」を「B」に変えた
「ダイバーシティ」という発音が
採用されているようです。

しかし私のDiversityは、数十年前に
ゼミで読んだ時の「Diversity」なので
発音は「ディヴァ―シティ」です。
だから「ダイバー」と聞こえても
ピンと来なかったのです。

しかし、まあ、こうしている間も、
新型ウイルス攻勢のように、
カタカナ語攻勢は日増しに強まって
いる感があります。
一つ一つ新しいカタカナ語が出て
来たら、片端から元の英単語で確認
していくしかないかもしれません。

また、同時に、難しい漢字は
ドンドン平仮名になってくるので、
行きつくところは「ひらカタ語」か
「カタひら語」か、なんて思い始めて
いるところでもあります。

幸いなことに、完全に「カタひら語」
までは行きつけないのではなかろうか、
とは思っております。

これは、日本語の仮名文字は母音と
子音が各1つで1文字なっているので、
世界中の多様な言語の発音に正確に
対応しきれないという弱点があり、
その発音を表す仮名文字の創作が
必要になるのですが、和訳を使う
ことを厭う現代日本人には難しい
事だと思ってます。

自分たちが日頃使わない発音記号の
仮名文字を創作するか、日本語という
文法体系も捨てて、洋風の原語体系に
頭を切り替えるか・・・。
現実はどちらも厳しい。

となると、国が希望している
「国民みな英語しゃべれる」を
実現するためには、漢字にルビを
振ってきたように、横書き文章では、
片仮名語の上部にアルファベット文字で
ルビを振ってみたら如何なものかと
思っています。

子どもの頃読んだ本には、殆どの
漢字にルビが振って有って、
古い小説を読むときに大いに
助かったものです。
そのルビシステムを改良してくれ
ないかな、と思いながら、日本語の
「ダイバーシティ」にDiversity と
DiverCityの2つの言葉が検索できる
ことの多様性に気持ちだけ乾杯!

では、また来月。

<ご意見をおきかせ下さい>
竹内先生へのご意見・ご感想、コラムで感じたこと、
先生にお聞きしたいことなどもお送りください。

┏▼宛先は、
mag_3b@3bs.jp
まで。お待ちしてます!


3. 今月の編集後記 by Yoshi

暑すぎず、寒すぎずの先月の3月、
2週間にわたって部屋の模様替えを
行いました。
部屋の寸法、高さを測り、新たに
買った棚により、床を支配していた
物が棚に入ったことで、かなり広く
なりました。

今回は捨てようと思っていた
100年以上使われている虫食いの
痕跡が所々見受けられる
桐の引き出しタンスも、
新しい配置により残りました。

これは引き出しの取っ手がとれている
ので、完全に閉めず、毎回手で引き出し
掴みを引っ張り出して開けていますが、
さすがに不便です。
勢いつきすぎて奥まで閉めてしまうと
引き出すのに大変です。

5月の連休は、ホームセンターで
取手を買い、取り付けようと思います。

それでは今月はこの辺で。

来月号をどうぞお楽しみに!


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 企画・編集:岩崎
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