MSIアプローチ

選択
¥26,400(税込)
売り切れ

カートで使えるお支払方法

  • クレジットカード
  • Amazon Pay
  • 代金引換
  • 銀行前振込み
お支払方法の詳細
閉じる

教育機関,官公庁,その他の公立機関のお客様につきましては,公費でのご注文もお受けしております。

見積書,納品書,請求書や各種証明書類の発行など,柔軟に対応いたします。

*後払いご希望の場合は書面にてご注文をお願いいたします。

送料 無料
品番W63799~W63802

こちらの商品は,ご注文後のキャンセル・返品・交換はお受けできません
ご注文前の納期確認をお勧めします

全巻:DVD 3枚

  • 初公開!MSIのコンセプトとそのテクニック
  • 疼痛の原因をさぐる!
  • 運動系機能障害症候群の概念をもとに,診断・治療アプローチを進める!

MSIアプローチは,過去数十年間にわたり,ワシントン大学理学療法学科のシャーリー・サーマン教授らが開発,発展させてきた,筋骨格系に関与している疼痛を評価する手法です。患者を効果的に治療するには疼痛の原因を理解しなければいけません。そして患者の疼痛の原因と特定の方向について,いかにうまく説明できるかがカギとなります。MSI検査には一次検査と二次検査があり,例えば患者が背臥位で股関節外転・外旋運動を行った時に腰椎と骨盤帯の過剰な回旋機能障害が認められ,腰痛も悪化したとします。これが一次検査です。二次検査では腰椎骨盤帯の回旋機能障害を防ぎながら,患者に症状の変化について聞きます(同じか,悪化したか,減少したか)。検査の流れとして常に疼痛を減らすパターンを探しています。理想的でない運動パターンが検査中に見られた場合,より理想的な方向に導き,その運動の変化が痛みの度合いにどう影響しているかを確認します。キーポイントは二次検査中に,患者に理想的な運動パターンを指導することで患者の疼痛を軽減できることです。

このDVDでは,ワシントン大学で学ばれた諸谷万衣子先生がMSIアプローチの概論について解説し,検査方法については,立位での評価から,背臥位,側臥位,腹臥位,四つ這い位,座位,壁の肢位,そして患者に特異的な機能的活動の評価について紹介しています。

痛みが生活をコントロールしている心理的な状態から解放してあげるため,患者に痛みをコントロールできる力を与えてあげましょう。 このDVDをご覧いただき,腰椎と下肢における運動の質を診るコツをつかんで下さい。そして人間の動きを見る面白さ,楽しさを実感してください。

※このDVDでは諸谷万衣子先生が英語で解説していますので,英語の音声と日本語吹替の音声とで聴くことができます。使用しているパワーポイントの等の資料は英語版ですのでご了承下さい。

実技・解説

諸谷 万衣子 Maiko Morotani,PT,DPT,OCS
大阪出身,同志社国際高等学校を卒業後,アイオワ州グリネル・カレッジへ留学。生物学の学士号を取得後,ミズーリ州セントルイスのワシントン大学大学院で理学療法を専攻。現在に至るまで,南カリフォルニアのロング・ビーチ近郊にあるCPRx Inc. (理学療法士が開業している整形クリニック)に勤務。Movement System Impairment Syndromes (運動系機能障害症候群)の概念をもとに診断・治療アプローチを進めている。2008年に姫路獨協大学で開催された Shirley Sahrmann 教授の“運動機能障害症候群の診断と治療”の通訳を行い,現在はワシントン大学の“運動機能障害症候群の診断とマネジメント”のクリニカル・フェローシップの教師として活躍中である。2013年発行の続運動機能障害症候群のマネジメントの訳出者でもある。2014年には,教育,通訳,及びコンサルティングを主なサービスとして提供するNexus Motionを設立。

発売年:2015

W63800 運動機能障害症候群:概論

  • MSIシステムとは
  • 理学療法士のアイデンティティー
  • 運動系の定義
  • 機能障害,症候群について
  • 主要なMSIのコンセプト
  • 疼痛の原因を追求するポイント
  • 腰椎・股関節の症候群
  • 膝・足部・足関節の症候群
  • 標準化された検査
  • このDVDで紹介する内容
  • 全体像をつかむ
  • 参考資料について

収録時間:43分

W63801 MSI評価1

Lower Quarter Examination:下肢の検査1

立位:Standing

  • アライメント(前額面と矢状面):Alignment, frontal plane and sagittal plane
  • 体幹の前屈:Trunk forward bending
  • 前屈位からの復位(誤ったパターンと修正):Return from trunk forward bending (faulty and corrected)
  • 体幹の側屈:Trunk side bending
  • 体幹の回旋:Trunk rotation
  • 片脚立位:Single leg stance (standing unilateral hip and knee flexion)
  • 部分的スクワット,両脚スクワット:Partial squat, double leg squat

背臥位:Supine

  • 股関節屈筋群の筋長検査:2-joint hip flexor length test
  • 背臥位,アライメント(下肢伸展位vs下肢屈曲位):Supine position (hips and knees extended vs. flexed)
  • 背臥位の股関節と膝関節の屈曲(他動的,自動的):Supine unilateral hip and knee flexion (passive and active)
  • 背臥位での股関節外転・外旋(股関節屈曲位から):Supine Hip abduction / external rotation(from hip flexed position)
  • ストレートレッグレイズ(他動的,自動的):Straight leg raise (passive and active)

側臥位:Sidelying

  • 側臥位,アライメントと症状のチェック:Sidelying Position (check symptom)
  • 股関節外転・外旋(股関節屈曲位):Hip abduction / ER (from hip flexed position)
  • 後部中殿筋のパフォーマンス:Posterior gluteus medius muscle performance
  • 股関節外転位からの内転:Hip adduction from abducted position
  • 股関節内転筋群のパフォーマンス:Hip adductor muscle performance
  • 修正されたオーベル検査:Modified Ober test

収録時間:64分

W63802 MSI評価2

Lower Quarter Examination:下肢の検査2

腹臥位:Prone

  • アライメント・肢位(症状をチェック,枕が必要な場合もある):Position (check symptom, may need pillows)
  • 膝関節屈曲(他動的,自動的):Knee flexion (passive and active)
  • 股関節内旋・外旋(他動的,自動的):Hip IR and ER (passive and active)
  • クレイグ検査:Craig test
  • 大殿筋の筋パフォーマンス:Gluteus maximus muscle performance
  • 膝関節伸展位での股関節伸展:Hip extension with knee extension

四つ這い位:Quadruped Position

  • アライメント・肢位(好み,および修正):Position (preferred vs. corrected)
  • 後方へ揺れる:Rocking backward
  • 片側の肩関節屈曲:Unilateral shoulder flexion

座位:Sitting

  • アライメント・肢位(好み,および修正):Position (preferred vs. corrected)
  • 腸腰筋のパフォーマンス:Iliopsoas muscle performance
  • 膝関節伸展(足関節背屈):Knee extension with ankle dorsiflexion
  • 股関節回旋筋群のパフォーマンス:Hip IR and ER muscle performance

背中を壁につけて立位:Standing back to the wall

  • 腰椎を平坦にする:Flattening back to the wall
  • 肩関節屈曲(自動的):Active shoulder flexion

機能的な運動:Functional mobility

  • 寝返りの方法~背臥位から座位へ移動:Rolling in bed ~ Supine to sit
  • 椅子からの立ち上がり:Sit to stand
  • 踏み台昇降:Stepping up and stepping down

Summary まとめ

収録時間:59分