SIMone™出産シミュレータ(シムワン)
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*上記動画は旧型のP80の映像です。
SIMone™(シムワン)は,インタラクティブな器械分娩の実習と 状況判断が必要なケーススタディ型トレーニングを組み合わせた世界初の出産シミュレータです。本機の母体モデル内には矢状縫合と頭蓋泉門を備えた児頭が組み込まれており,坐骨棘が触診可能です。自動で回旋,下降する児頭の様子はタッチパネルスクリーンに3D画像として表示され,リアルタイムに確認できます。母体内の児頭の動きはプログラムと センサーにより制御され,実際と同様の手応えを感じながら器械分娩を練習できます。また,プログラムには陣痛開始後から始まるケーススタディ型シナリオが複数含まれています。異なる妊婦の既往歴や,刻々と変化するCTGやパルトグラムなどの情報から,いつ,どのような処置をすべきか判断するためのトレーニングができます。分娩室での予期せぬ事態に落ち着いて対処できるよう,SIMone™で納得がいくまで繰り返し練習を重ねて下さい。
製品全般の特徴
- 児頭内蔵母体腹部モデルとタッチスクリーン一体型コンピューターで構成されており,分娩の実習ができます。
 - タッチスクリーンによる直感的でシンプルな操作方法。
 - 母体内の児頭は分娩の進行にあわせ自動で回旋・下降します。
 - モニター上には実際の模型の動きと連動した各種グラフと3Dイメージが表示されます。
 - プログラム中の言語は日本語の他,英語,ドイツ語,スペイン語,ポルトガル語,フランス 語,イタリア語,ロシア語に切り替え可能です。
 
実技シミュレーション
- 児頭には矢状縫合と泉門が再現され,鉗子,吸引器を用いた器械分娩の練習ができます。
 - 産道には坐骨棘が再現されています。
 - 器械分娩の牽引時には正しい牽引方向と牽引力を示すガイドがモニターに表示されます。
 - 牽引には実際と同様の力と産道に合わせた角度が要求され,術者による牽引の力と角度はセンサが察知し,ガイド矢印とは別色の矢印でモニターに表示されます。
 - 牽引力は数値(単位:ニュートン)としても表示されます。
 
ケーススタディ型シミュレーション
- 陣痛が起きたばかりの状態から出産に至るまでの状況をモニタリングしながら必要に応じて適切な対処を求められます。不適切な処置により出産に失敗するとシナリオが自動的に終了する評価機能を有します。
 - シナリオは実際の分娩と同様,リアルタイムで進行します。長時間進展のない部分は必要に応じて早送りしシミュレーション時間を短縮できます。
 - シミュレーション中に選択できる各種処置として,内診,妊婦の体位変換,人工破膜,オキシトシン・子宮収縮抑制剤の投与,鎮痛剤・麻酔薬の投与,胎児の採血検査,会陰切開,帝王切開・鉗子分娩・吸引分娩などが選択可能です。
 - モニターにはCTG,陣痛図,パルトグラム,母体内の児頭の3Dイメージが経過に沿って表示されます。実行された各種処置は記録され,いつでも画面で確認できますのでシミュレーション中の確認や終了後の振り返りに有用です。
 
構成内容
メインユニット
- 児頭内蔵母体腹部モデル
 - タッチスクリーン一体型コンピュータ
 - 収納用引出付きキャビネット
 
アクセサリ
- ソフト吸引カップ(XP803-S)
 - 手動吸引ポンプ
 - ネーゲル鉗子(XP805-N)
 - 潤滑剤200ml,2本(XP806)
 - ラテックスフリーのディスポ手袋
 - 予備の陰門,2個(XP811)
 - タッチスクリーン用スタイラスペン
 - 組立ツールセット
 - ユーザーマニュアル
 
※カッコ内の記号は補充品発注用の品番です。
- 電源:100~240V(±10%)/50-60Hz
 - 消費電力:150W
 
新しくなったSIMone™の新仕様
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タッチスクリーン一体型コンピュータ
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高さ調節機能
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陰門部が工具なしで簡単に交換
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必要器具などを収納できる引き出し
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移動に便利なキャスターが付属
 
以下の14のシナリオについて診断,処置の練習ができます
- 経産婦(正常分娩)
 - 未産婦(正常分娩)
 - 過強陣痛(テタニー性子宮収縮)
 - 微弱陣痛
 - 産婦の感冒
 - 産婦に感染症の兆候
 - 産婦に重度感染症の兆候
 - 軽度の高血圧腎症
 - 重度の高血圧腎症
 - HELLP症候群
 - 過期産:陣痛誘発不可(産婦が拒否)
 - 過期産:陣痛誘発可(産婦が承諾)
 - 過期産:帝王切開経験者,今回は帝王切開を拒否し分娩誘発
 - 器械分娩実習専用ショートシナリオ
 
プログラム内で新たに実行可能となる処置および検査など
従来より実行可能な処置および検査:既往歴の確認,CTGの表示,内診,妊婦の体位変換,人工破膜,針療法,オキシトシン・子宮収縮抑制剤の投与,鎮痛剤・硬膜外麻酔・陰部神経ブロック・アヘン剤の投与,児頭採血検査,会陰切開,帝王切開,鉗子分娩,吸引分娩に加え下記が新規に追加となります。
- 体温
 - 血圧
 - 検査値の表示
 - 羊水量
 - 尿検査
 - 胎児の測定
 - 胎盤検査
 - 問診
 - 妊婦を帰宅させる
 - ミソプロストール
 - プロスタグランジン
 - 全身麻酔
 - パラセタモール
 - メチルドパ
 - セフトリアキソン
 - リンガー液
 - 塩化ナトリウム
 
製品マニュアルの記載言語:日本語・英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・ポルトガル語・イタリア語・ロシア語

								
								



